第2話 15年の月日。
15年が過ぎた。
学校に通っている。
「授業はここまでだ。日直、号令」
「起立。注目。礼。ありがとうございました」
「注目って、群馬県かよ」
「あはははははははっははははっはああははははhahahahahaahahaahhaはあああはあっっ母はあはははははっは歯はッははhっははああははははhっははははっははっはははっはははははっはははっはhっははははあはっはあははっははっはははっはははっはははっははははっはhhっはっははっはっははっははッ!!!!!」
楽しそうな笑い声が教室に響き渡る。
突然、教室のドアが開いた。
「大変です! モンスターが攻めてきました!!!」
「何だって!」
「逃げてください!」
「みんな、落ち着いて先生の後についてきてくれ!」
モンスターが教室に入ってきた。
「モンスターだ」
「モンスターだと!」
教室は大騒ぎだ。
「みんなは先生が守る!」
先生が生徒の前で、仁王立ちする。
モンスターが俺の好きな子を食べた。
俺の好きだった子の血が俺にかかる。
プツン。
「許さねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!」
俺は机から立ち上がった。