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第2話 戻って来た日常。だが、再び・・・。
「おはよう!」
「よっ。おはよう」
「好きッ!」
「おいおい、急に告白するなよ」
「だって好きなんだモン!」
「やれやれ」
俺は何処にでもいる一般人。
ついさっき、異世界に転生されていたが、ついさっき戻って来た。
「今日、お弁当作って来たんだ」
「どれどれ、パク。ウマいな・・・」
「でしょ! 朝2時から作ったんだ」
「そうか」
これは彼女。
さっきまで顔も見たことない人だったけど、さっき彼女になった。
「それじゃ、また後でね」
「おう」
歩こうとした時、突然、眩しい光に包まれた。