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異世界に来た俺はチート能力があって魔王に会った瞬間倒した。  作者: ライトニングブロッカー 教
第十三章 かつて日に明け暮れし鍛錬の日々の章。
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第2話 ただの力から、技術への図式。

 俺はチート能力を使う。



 チート能力!



「そうじゃない。それだと、ただ、力を出しているだけだ」


「そうですか」


「イメージで言うなら、お前がさっきやった力は、フワフワした雲みたいなヤツなんだ」


「はい」


「そのフワフワした雲みたいなヤツを、ギュギュッギュっとして、ビー玉みたいにかたまりにする」


「はい」


「そのビー玉みたいにかたまりにしたヤツを、ビュン! って、銃みたいにすごい早さ飛ばすんだ」


「はい」


「わかったか?」


「0.2割ぐらいわかりました」


「いい理解力だ」


「ありがとうございます!」


「やるな」


「ありがとう」


 天周てんしゅうも褒めてくれた。




「図にしてやる」


「はい」



 師匠()が、タブレットのメモ帳に、タッチペンで図を書いてくれた。




 (ただの能力) → ビー玉(形成) → (技術)




「分かりやすい」


「さすが師匠だ」


「ほ、褒めても、う、うれしくな、いや、やっぱ、ホントはうれしい。でも、恥ずかしいな! あははは!」


「フッフッフッ」


「ククク」



 俺、天周(てんしゅう)師匠()は、タブレットを(かこ)んで、腹を抱えて笑った。

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