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異世界に来た俺はチート能力があって魔王に会った瞬間倒した。  作者: ライトニングブロッカー 教
第十一章 高難易度・異世界転生の章。
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第4話 女神のラガーマンシップ。悔しくないのか!

「・・・やっぱり、ダメだった」


「はあ?」


「話し合おうにも、魔王が頑固がんこな人で、話しを聞いてもらえない」


「そうですか」


「土下座してお願いしても、オージャパニーズドゲザー! って、指差してびっくりしただけだった」


「ふむふむ」


「最後の手段で、戦いを仕掛けたけど、魔王の不死の能力で再生された」


「前回と同じですね」


「正直、俺にあの魔王の討伐は、荷が重いな」




「悔しくないんですかッ!!!」




 女神が叫んだ。


「え?」


「あなたはゼロですか? ゼロの人間なんですか? 何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまま終わるのですか!? それでいいのかああああ!? あなた、それでも男ですか!? 悔しくないんですかああああッ!!!」


「・・・今までは負けるのが当たり前だと思っていたけど、悔しいですッ!!!」


「もう一回!」


「悔しいですッ!!! チクショー! チクショー! チクショー!」


 俺は握り拳で、地面をダンダン叩く。


「悔しいと思うだけではダメです。それであなたは、どうしたいんですかッ!!?」




「勝ちたいですッ!!!」




「相手は不死ですよ」


「不死がなんだって言うんだッ!!!」


「しかしなあ、あの魔王に勝つには、並大抵の努力ではダメですよ。血反吐を吐いて、死ぬほどの修行をしなければいけません!」


「はいッ!!!」


「誰も助けてくれるわけじゃありません! どんなに苦しくても、自分で戦わなくちゃいけないんですよ! あなたはそれでも勝ちたいですかッ!!!」


「勝ちたいですッ!!!」


「よーし、よく言いました! 私が必ず勝たせてあげます!」


 女神が拳を作る。


「そのために、私はあなたを殴ります!」


「え?」


 なんで?


「殴られた痛みは3日で忘れます。ですが、今日の悔しさは一生忘れないでください!」



大変!

やめろ。

でも!

見ろ。女神の涙にれた拳を。

はッ!?



「歯を食いしばってくださいッ!!!」


「いや、ちょ! まっバシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!



 俺は目覚めた。


 でも、なんか昔どっかで見たことあるやりとりだなあ、とか思った。





読者A

「なんか、途中で、変な人がでたぞ」

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