表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に来た俺はチート能力があって魔王に会った瞬間倒した。  作者: ライトニングブロッカー 教
第十一章 高難易度・異世界転生の章。
101/143

第3話 女神の横暴。

「ごめん、無理」


「はあ?」


 俺は女神に謝罪しゃざいした。


「だって、あの魔王、不死らしいんだ」


「だから?」


「え? いや、だから、不死なんだって!」


「不死だったらなんですか?」


「だ、だって、不死なんだぞ! 勝てるわけないだろ!」


「それで、おめおめと逃げ帰って来たわけなんですか?」


「そ、そうだけど・・・」




「このバカちんがああああああああああああああああああああああああ!!!」




「ひいい!」


 女神に怒鳴られた。


「あなた、本気で異世界を救う気あるんですか?」


「い、いちおうあるよ!」


「《《いちおう》》?」


「ひいい!」


 女神に胸ぐらをつかまれた。


「あなたがこの異世界を救えなかったら、また、上司に怒られるのは、あなたじゃなくて、私なんですよ!? 分かってます!? また、ホント使えない部下だねって怒られるのは、あなたじゃなくて、私なんですよおおおお!? 分かってますうううう!? とにかくですねええええッ!!! 魔王を倒すのが無理なら、魔王と話し合うなり、土下座でもなんでもして、とっとと、この異世界を救うなり、なんなりしなさいいいいいいいいい!!!」


「わ、わかった! もう一度行ってくる!」


「すぐ行け」


「はいいいいいい!」


 女神ってのも、ニコニコして、人をみちびくだけのラクな職業じゃないみたいだ。


 俺は飛ぶように、魔王に向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ