表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に来た俺はチート能力があって魔王に会った瞬間倒した。  作者: ライトニングブロッカー 教
第十一章 高難易度・異世界転生の章。
100/143

第2話 魔王、登場。

 魔王城の魔王の部屋の前に着いた。


「さてと、魔王を倒すぞ」


 荘厳そうごんな扉を開ける。


「誰だ、貴様」


 魔王がいた。


「え?」


 黒い鎧をまとい、黒い大剣を杖のように地面につき、スッとキレイな姿勢の魔王が立っている。


 光るような金髪。


 白い肌。


 キリッとした真剣な眼差まなざし。


 魔王は魔族では無かった。


「人間? しかも、少女なの?」


「なんだ? 魔王が人間の女では、不満ふまんか?」


 すごんでいるが、透き通るようなキレイな声だ。


 どうしよう・・・。


「この異世界を救うため、君を倒しに来た」


「ほう、面白い。ならば、かかってくるがいい!」


 魔王が剣を構えた。


「速攻で行くぞ!」




 チート能力ッ!!!




「ぐはああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」



 魔王を倒した。


「静かに眠れ、魔王(金髪の少女)


 俺は倒れた魔王に、背を向けた。


 だが、元の世界に帰るゲートが出てこない。


「あれ? なんでゲートが出ないんだ?」




「くっくっくっくっくっく! ふぁーはっはっはっは!」




「なんだと!?」


 倒したはずの魔王が、立ち上がった!


「そ、そんな!?」


「驚いたぞ! まさか、この我を一撃で倒すとはな!」


「なんで生きているんだ!?」


「ふん、知れたことよ。我は死なん!」


「なんだと!?」


 魔王は大剣を地面にカンッとつき、俺を見下ろした。


「我は魔王! 不死ふしの能力をつかさどる者なりッ!!!」



 うそおおおおおおおおおおおおお!!?



 俺は逃げた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ