始まりの物語stage1
更新頻度低め
俺は稲光高校の1年生山 隼人(いくやま はると)
毎日バスケを人一倍練習してレギュラーも勝ち取った。
人からは正義感溢れるとかいれわれたりするが
まあ気にしなくていい。
俺にはいつも決めている事がある。それは人を信じることだ。
俺は生まれつき親がいなかった。
借金で夫婦揃って心中したのだ。
生まれた俺は祖父の家で預かってもらい
厳しく育ててもらった。
だから俺は人を信じ、正しい方へいつも
いこうとしている。
「ふぅ……」
今日はバスケの公式試合。
稲光高校のバスで試合会場に向かわなければいけない。
いつもの交差点を渡り、一度深呼吸をする。
「よしっ、行くか!」
ブッブーーーーーーー
「キャーーーーー」
「なんだ?」
なんとトラックが暴れていたのだ。
「誰か止めてくれぇ!」
交差点の真ん中に人がいた。
あれは俺のバスケ部の女子マネージャーの花火!
俺はとっさに花火を奥へと押し出し、トラックへと身代わりに当たった。
「おい!救急車呼べ!!!」
「脈が動いてないぞ!」
あれ?俺は死んだのか?
なんて儚い人生なのだろう。
俺は人の役に立てたのか?
自分で自分に問いただす。
(いやだ、まだまだやりたいことが沢山ある……)
うっ!
目の前に光が射した。
まばゆい光によって前が見えない
ん?
「わたしを、、、私を信じて!」
何か聞こえた気がした
光は収まって目を開けたその先には
信じられない光景がそこにあった………
うんこ