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第八話:部活動への勧誘

「・・・閉鎖を止めたい?」


次の日の夕刻

俺達はまた3階の探索部の部室に来ていた


昨日と同じく部室に近くと白衣の男性が話しかけてきたので、どうやったら閉鎖を止めれるか聞いてみた



「無理だ、一度決まった事を覆す事は出来ない」


「でも、どうしても僕達は入りたいんです!」


真剣なエドを見る男性


「だが、正式に決まったのを覆すには・・・」


「先ずは部員を集めなくてはね」


凜とした優しげな声が聞こえたので振り返ると、第2次試験にいた穏やかな雰囲気を持つ女性が立っていた


「あ、あなたは」


何かを言いかける男性を制し俺達の前に来る


「閉鎖を止めたいなら、共に歩む友を見つけなさい。そうね・・・あと2人連れて来れれば、閉鎖をやめるよう理事長に話してみます」


「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!」


頬笑んでる女性と溜め息をついてる男性と別れ寮に戻る

先ずは同じ赤竜寮(レッドドラゴン)のメンバーから声をかけていくのがいいかな






「・・・はぁ~、ダメだった」


俺達3人で手分けして赤竜寮のメンバーに一緒にダンジョン探索部に入らないか?と声をかけていったが・・・結果は惨敗


興味が無いや危ないのはちょっととか、勉強で忙しい

様々な理由で断られ続け、気づけば赤竜寮の知り合い全てに断られてた



「どうしよう、同級生や知り合いの先輩とかに声かけたのになぁ・・・」


落ち込んでしまったエドをラディーグが励ましていた


しかし、他にあては・・・・・・居た


彼女達ならもしかして、一緒に部活動を始めてくれるかもしれない










俺は、誘うあてがいると2人を連れ恐らく居るであろう図書館にやって来た


探してみるとやっぱり居た、クレハだ

いつもの席で本を読んでいた




「ダンジョン探索部ですか・・・」


「俺達と一緒に入ってもらえないか?」


クレハに簡単に現状を伝え、エドの事情も言った


暫く、考えていたが快く了承してくれた


彼女としてはこの国特有のダンジョンに興味があったが1人で入るのを躊躇っていたので彼女自身も願ったり叶ったりだったようだ


「本当、ありがとうクーちゃん!」


「ふふ、私も誘っていただけで嬉しいですよ」


互いに改めて自己紹介を終えれば、またエドがあだ名を付けた

クレハだから“クーちゃん”

クレハも嫌がってないからまぁ、いいか





その後、もう1人誘うためクレハと別れ中庭にやって来た


この時間帯ならここで鍛練してると思ったが中々見つからない


今日は諦めて帰ろうとしたら、汗をタオルで拭いながら歩く彼女・カテリナを発見した







「・・・あれ?」


なんでこうなったんだろう


見つけ出したカテリナに近づこうとしたら、エドが“あれ、カーくん?”と言った瞬間カテリナが木刀をエドの首元に突きつけていた



「えっと、カテリナ?」


「ごめん、まずこの腐れ縁の奴に話し付けてからでもいい?」


話しかけようとしても睨まれてしまうため押し黙るしかない


「あ~、ごめんね。気にしなくて良いよ、“いつも”の事だし」


木刀を突きつけられてても苦笑いだけで怯んでないエドに驚く


「いつも?」


「・・・不本意だけど、アタシと此奴(エドワード)は幼馴染みなの」


「「・・・はい??」」


ラディーグと一緒に呆けてしまう







なんとか、カテリナを宥め

俺達が探していた理由を話す


「ふーん、なるほど。あの馬鹿に付き合って探索部にね。いいわ、アタシも入る。ちょうど腕試ししたかったし」


「わぁ、本当?ありがとう~、カーく・・・」


「だから、その名で呼ぶなって言ってるでしょ!!」


喜びのあまり抱きつきかけたエドはカテリナのアッパーを喰らい吹っ飛んだ・・・


まぁ、これで揃ったし大丈夫・・・だよな?

なんだか、ちょっと心配だ

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