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連想クイズ

それでは、問題です。

460

この数字の意味するものはなんでしょう? ヒントは「北朝鮮」です。

 

 そう……、誰もが知っている北朝鮮。460とは、日本人の拉致被害者の数です。

ここで、えっ、そんなに多かったっけ? と思われた方は鋭いです。これは正確には、拉致の可能性があるとされる人数が460人であり、日本政府が正式に認定した人数は17人とされています。ただし、日本政府は、「三十数名の方が拉致された可能性も」と言ったりするなど、意見にぐらつきが見えます。飯塚さんと金元死刑囚が韓国で会われましたが「こんなにも多くの方が失踪されているという事実」ご存知でしたか。

 

では、次の問題です。

100000

これはなんの数字でしょうか。ヒントは、またしても拉致関係の人数です。

先ほどが「60人」で、今回は217倍の「10万人」です。

 

 これの答えは、韓国での北朝鮮による拉致被害者の数です。

驚きですね。僕らは何も知らずに平和に暮らしているというのに隣の国、韓国では10万人もさらわれている。韓国と日本って凄く近いんですよ。なのに、外国の問題だといって気にもしない。本州から見て韓国よりも遠い沖縄で10万人が拉致されたら、絶対に騒ぐのに。勿論、朝鮮戦争があったのでこんなにも拉致されたという面もあるのですが、それでも平時に4000人もの方が拉致被害にあわれたそうです。

※参考:北朝鮮による拉致問題

http://www.rachi.go.jp/jp/ratimondai/other.html

 

それでは、次の問題です。

20000000

この数字はなんの事でしょうか。 ニ千万です。ヒントは、第二次世界大戦とアジア諸国。

 

 答えは、第二次世界大戦のアジアでの犠牲者の数です。

第二次世界大戦の惨劇の中で、なんとニ千万人ものアジア諸国民が犠牲になったんですって。460とか100000とか凄い数ですが、20000000人ですよ。ニ千万。

日本だけが悪いわけではありませんが、日本が恨まれてしまうのが不思議ではない事がわかりますね。

※参考:『現代用語の基礎知識2010』

 

次に参ります。

83000000000000

これは、何の数でしょうか。83兆です。ヒントは、日本国内での数字で毎年毎年変化するものです。

年度まで当てる必要はありません。さぁ、いったいなんの数字でしょう。

 

 答えは、2008年の日本の一般会計予算です。83兆円で、国を回して行くんですね。スゴい大金です。では、今年(2013年)はいくらでしょうか? 答えは、92.6兆円です。

 

それでは、最後の問題に参りましょう。

703000000000000

これは何の数でしょう?703兆。大きすぎて想像できないですよね。ビルゲイツ氏の総資産の100倍以上なんですって。ビルゲイツ氏の総資産も想像できないくらいですから大変な額ですね(約6兆円)。しかも、それで世界第3位だそうです(1位は言わずと知れたウォーレンバフェット氏)。

 

 これは……、2004年での日本の国債発行残高。つまり、国の借金ですね。703兆円の借金。

え? 10年近く前の2004年じゃ古い? せめて、2008年だろって? うん、そうですよね。

被害妄想なんかになって、世の中にあきれてる場合じゃないですよ。

 

838000000000000

 

 日本の2008年「2月末」での国の借金です。838兆円です。2004年から、4年間で135兆円も多くなりました。703兆円から838兆円になってしまいました。

 

そして! 2008年「6月末」が、848000000000000円。

838兆円→848兆円。

たったの『4ヶ月間』で「10兆」も増えてしまいました。

 

 あれ、一般会計予算? あれ、何これ?

数百兆とかよく聞くけど、これってけっこう長い時間かかってできちゃったお金じゃないの? 4年でっ……、小学校に行ってた時間よりも短い時間で、4年生って言ったらまだまだ年中さんぐらいになる時間で、100兆以上も増えたの? えっ? じゃあ国債借り始めたのっていつですか? 1900年くらい? 1850年くらい? じゃあ、2013年現在の国債残高はいくら?

……、わかりますか?

 

991601100000000

991兆円です。

 

この5年間でさらに150兆円近く借金が増えました。

※参考:国債及び借入金残高(平成25年3月末現在)財務省

http://www.mof.go.jp/jgbs/reference/gbb/201303.html

 

 さらに、最初の国債発行は、1965年です。そして、いわゆる赤字国債発行は1975年です。まだ半世紀も経っていません。こんなにも最近の話だったんですね。

 

1975年というと

ゴレンジャーが始まった年

ローソンが設立された年

児玉清さんのパネルクイズアタック25が放送され始めた年

グレートマジンガー対ゲッターロボという映画が公開された年

フランダースの犬、みつばちマーヤ、タイムボカン、一休さん、マンガ昔ばなしなどのアニメが放映開始された年だそうです。

 

 今でもやっている・耳にしたことがあるものばかりですね。そこからスタートしたものが、もうこんな短期間で膨れに膨れあがって、これほどにも大きくなってしまったのです。

 

 ちなみに、1996年ではいくらだったのでしょう? 財務省の「国債及び借入金並びに政府保証債務現残高」というページで発表されている国債残高に関する一番古い資料である1996年では6月末で、334兆円でした。

 

1996年というとYahooJAPANがサービスを開始した年

ポケットモンスター初代が発売された年

NINTENDO64が発売された年です。

アムラーが流行った年とか、古畑任三郎が放送されていた年、スピッツのチェリーや空も飛べるはずがヒットした年と言った方が伝わりやすい方も多いかもしれないですね。

そんな最近の事です。

 

それから、17年間ずっと国家予算は80~90兆前後だったのに

17年間で借金は650兆も増えてしまったんですね。

 

 ああ、社会保険庁、農林水産省、汚職で話題になりましたね。ゼネコンとか特別老人ホームとか他にも色々ありましたね。

いくらですか。 億の単位ですよね。

え、宝くじ3億円? 銀行強盗3000万円?

え、ミリオネア1000万円? 大卒の初任給、20万円?

 

あれ?

あれ?

900兆?

 

ねぇ、携帯いじってる場合? 寝転んでる場合? ネットサーフィンなんかしてる場合?

ねぇ、なんで勉強しないの? 仕事しないの? 危機感を持たないの?

え、スケールがでかすぎて、自分とは関係無いって?

なんで?

 

年金問題やら、談合やら、TPPやらと

消えた年金やら、ナントカ還元水やら、国債問題やらに、何の違いがあるって言うの?

自分の稼いだお金が使われてるんだよ。

挙句の果てには、また増税とか言うんだよ。

そんで、また「金融危機だ」とか言いだすんだよ。

なんなの?

ふざけてるの?

馬鹿にしてるの?

 

 という風に……、情報に対する知識を持たないと、疑心暗鬼になってしまうでしょう。普段から触れていない、抽象的な情報を羅列されると、人は混乱してしまいます。これは、高度情報社会に人間の脳がまだ慣れていないからだと言われています。

 

【人類の歴史はまだ30秒しかたっていない?】

 

 地球の誕生から現在に至るまでを1年間にして例えてみると、地球の誕生を1月1日として、生命が誕生したのは4月8日になります。それから11月1日までは単細胞生物しかおらず、最初の魚類が誕生したのが11月26日の午後でした。恐竜の時代は12月9日から26日あたりまでで、最初のサルが出現したのが12月25日。人類の祖先が現れたのは12月31日午後8時10分頃。すると、エジプトやメソポタミアに最初の文明が誕生してから現在までは、わずか30秒しか経っていないことになります。

 

 人類は、まだ4時間にも満たない時間しか進化の過程を経ておらず、貨幣や文字などが生じて情報化が始まってからまだ30秒しか経っていないのです。そして、情報化社会という言葉が使われるようになってからまだ1秒も経っていません(1960年頃が初出)。

 

 人間という固体にとって現代の情報量は余りにも多すぎるのです。しかし、そんな世界の中でも、当然のように生きていかねばなりません。そして、非常に多くの情報が聞かれていかないまま流されていきます。

 

 毛皮の問題、虐殺の問題、民族の問題など、非常に深く、また知らなければならない問題が溢れています。それを知らないことは、無知であることは罪です。

 

 でも、伝えたい事が皆さん多すぎるので、みんないっぱいいっぱいになってしまって伝わらなくなくなってしまっています。

これが不都合な現実です。みんな伝えたいし、みんな知りたいのに、無関心が蔓延してしまう。

 

 なので、ここからは自分が今まで勉強してきた中で、どうしても知っていて欲しい事

・「外国、6カ国のお話」

だけでも知ってもらいたいと思います。どうしても、世の中が教えてくれないんです。こんなに大切な事なのに。

だから、ここまで読んでくれた方だけでも知ってもらいたい。そう思います。

 

 正直ここからは、つまらないと感じたり、より一層どうでもいいという感覚を持たれる方が増えると思います。それは仕方がないことです。価値観は様々ですから。何があっても最後まで見て下さいとは言いません。

  ですが、これは自分が知らなかった事を恥じるほどの衝撃を受けたんだよというものを並べていきますので、共感していただけたら、どうぞお付き合い頂ければ幸いです。


 また、「小説を書こう」様では画像が貼れないため、もう一つお伝えしたい「保健所と毛皮」のお話については、コチラに記述することが出来ませんでした。

 もしも、読んでみたいなと思って頂けたら、最後のページにURLを記述致しますのでご一読いただければ幸いです。

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