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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

パーティから見捨てられた少年は今日もすやすやえっちのためにダンジョンに潜る

作者: 春ノ花子
掲載日:2026/09/17

思いつきで書いてみたけど、なろう的に大丈夫なんだろうか……?

 なんで私は睡姦レ○プ(すやすやえっち)されてるんだい?


 えーっと、ここは……ダンジョン?


 ……そうだ、思い出してきた。あの時、仲間を逃がすためにフロアボス相手に自爆特攻をかまして……あれ? じゃあなんで私生きてるんだ? いや、生きてない?


 あー、なるほど。

 死んだ後にダンジョンに取り込まれてモンスターとして復活させられたのか。

 相打ちとはいえフロアボスを倒せる存在なわけだし、素材としては十分だったんだろうね。


 で、キミに倒されて色々(ファッ○)された結果、こうして自我を取り戻した、と。


 ん? ていうかキミ、どうやって私を倒したんだい?

 その身なりからして初級冒険者だろう?

 ……宝箱に入ってたポーションを飲んだ?

 初級冒険者がポーション飲んだくらいでリッチを倒せるとは思えないけど……。


 これがそのポーションが入ってた瓶かな?


 うわ、これ前の戦争で使われたヤバいポーションじゃん。なんでこんなのが宝箱に入ってたの?


 いや、毒ではないよ。一応ね。

 実際に使ったキミなら分かるだろうけど、このポーションには使用者の魔力を爆発的に増加させる効果があるんだ。

 体内魔力が増えれば魔力による身体強化の効果も上がる。つまりこれを飲んだ人間は一時的に超人的な力を得ることができるってわけ。


 ただ、当然そんな出力に身体が耐えられるはずなんてないから、一定時間が過ぎたら溢れた魔力で身体の内側から破裂する。

 兵士を使い捨ての道具としか思ってないイカれたアイテムだよ。


 ……うん? そう言えばキミはこのポーションを飲んだんだよね? なんで生きてるんだい?

 分からない?


 ちょっと鑑定してもいいかい?

 そうそう。そこにじっとしてるだけでいいから。

 …………あー、キミ、どうやら特異体質みたいだね。

 体内で発生した余剰魔力を体液という形で体の外に排出できるみたいだ。


 ちなみに発情状態になっちゃったのはあまりに多過ぎる過剰魔力を身体が急いで排出しようとした結果だったんだと思うよ。


 良かったね。

 キミがあのポーションを飲んで無事だったのはそういう理由があったわけだ。


 でもさぁ、いくら発情してたからって、普通、リッチをレ○プしようなんて思うかい?

 え? そっちがそんなエロい格好してるのが悪い?


 ……なんで私こんな格好してるんだろうね?

 裸マントとか、完全に痴女じゃないか。

 え? 世の中のリッチってみんなこんな格好なの? 私だけじゃなくて?

 あー、確かにリッチって大体ローブを着た骸骨だから分からないけど、普通に肉が付いてたら裸マントになっちゃうのか……。とんだ変態モンスターだねリッチって。


 で、えーっと、そんな私の姿に興奮して襲いかかって、たっぷり膣○射精(なかだし)したところで『私』が目を覚ました、と。


 自分の身に起こったことながら、正直意味不明すぎ――あ、いや、待てよ?

 ……そうか。キミの体質のことを考えるとあり得ない話ではないのか。


 原因が分かったんなら教えてほしいって?

 別にいいけど、あくまでも仮説の話だよ?


 まず前提として、私たちみたいなダンジョンから生み出されたモンスターの肉体はダンジョンの魔力によって構成されている。

 ダンジョンのモンスターが倒されても一定時間が経過すれば復活(リポップ)するのはそういう理由だね。


 で、ダンジョンの魔力で構成されたモンスターはその肉体を維持するために常にダンジョンから魔力を供給を受けてるんだけど、この際、同時にダンジョンからの支配を受けている。

 故にダンジョンモンスターに自我は無い。

 彼らにあるのはダンジョンの意思に従って侵入者を排除するというそれだけだ。

 キミが戦った時の『私』もそうだったんじゃないかな?


 うん。そしてここからが本番。

 ダンジョンモンスターへの魔力供給はそのモンスターが倒された時点で止まる。

 そうなると通常『支配』も『自我』も無いモンスターは何もすることなく消える……はずだったんだけど、今回、そんな私にキミがたっぷりとせいえ――魔力を注ぎ込んだわけだろう?

 注がれた別の魔力が体内に残ったダンジョン製の魔力を上回ったことで、おそらくダンジョンは私のことを魔物(モンスター)だと認識できなくなった。

 その結果、『階層の主(フロアボス)』としての条件を喪失。一時的に空白になった『 』(場所)にこの肉体の元の情報から生前の『私』の人格が再現されたんじゃないかな。


 ん? これから私はどうするのかって?


 どうするも何も、肉体の維持に必要なダンジョンからの魔力供給は止まってるわけだし、残った魔力が無くなればそのまま消えることになると思うよ。


 いや、なんだいその顔。

 そりゃあ今の私はれっきとしたモンスターなんだからしょうがないだろ。

 元々1度は死んだ身なんだ。こうして最期に誰かと話せただけでも十分さ。


 ほら、話してる間にそろそろ限界みたいだ。

 最後にキミをダンジョンの入口まで送ってあげるよ。

 それじゃあ、もう2度とこんな場所には来ないようにね。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 ……いや、なんで私はまた睡姦レ○プ(すやすやえっち)されてるんだい?


 転移トラップが復活してたからまた私に会えると思って……って、それだけのために危険を冒してこんな場所までやってきたのかい?

 ……キミって馬鹿なのかな? 馬鹿なんだろうね。


 ていうかさ、よく2度も私に勝てたね。

 自分で言うのも何だけど、リッチってかなり上位の魔物だと思うんだけど。


 え? また例のポーションを使った?

 副作用がひどすぎて使う人間がいないからか、オークションで売れ残ってたって……一応アレも古代王国時代の貴重な品なんだけどなぁ。


 はぁ……まぁそれはいいや。

 で、そのポーションを使って私を倒したキミはまた副作用で発情して私に襲いかかった。

 ………………うん。やっぱりキミは馬鹿だ。しかもとびっきりの馬鹿。


 いや褒めてないよ。なんだ馬鹿って言われて褒められたと思えるの? 呆れてるんだよ。


 っていうかキミ、ケガしてるじゃないか。

 ほら、治してあげるからこっちに見せて。


 うん? なんでリッチが回復魔法を使えるのかって?

 これは治癒魔術だよ。

 え? 魔術を知らない? 本当に?


 確かにキミの言う通り、〈火魔法〉のスキルがあれば火属性の魔法が使えるし、〈土魔法〉のスキルがあれば土属性の魔法が使える。……でもそれって不便じゃないかい?

 だってスキルが無いと魔法が使えないってことだろう?

 だから私が生きてた時代の人間たちはスキルが無くても自由に魔法を使うための技術――『魔術』を作り出したんだ。

 今はその技術も失われちゃったみたいだけどね。嘆かわしいことだよ。


 ――はい。これでおしまい。

 まったく、キミはもう少し自分を大切にするべきだと思うよ。


 普通、私みたいなモンスターに会うためだけにこんな下層までやってきたりするかい?

 いくら転移トラップがあるとはいえ、普通に自殺行為だからね?


 その上、私(リッチ)に勝つために古代のヤバいポーションまで飲んで……もう馬鹿としか言いようがないよね。


 そもそも私なんてキミに魔力を注がれない限り自我を保つこともできないような存在なのに。


 いや、そうは言ってもダンジョンモンスターをダンジョンから解放する方法なんて……は? 魔力を注いで自我が戻るならずっと注ぎ続ければいいんじゃないかって?


 つまりあれかい? キミは私にずっと駅弁(抱っこ)スタイルで過ごせって言ってるのかい?

 立ちバック(後ろ櫓)でも可? いやそういう問題じゃないんだよ。なんで四六時中ファッ○されなきゃいけないんだよ。


 そもそもそれで自我を保ったとしても肉体を構成する魔力が無くなったら消えるんだからどうしようもないだろ。


 いや、ダンジョンと人間の魔力は完全に別物なんだから無理だよ。そもそも肉体の維持に使う魔力は普通の人間に賄えるようなものじゃないし。


 ……うーん、いや、まぁ、方法が無いわけではないんだよ?

 ただ不確定要素が多すぎる上に色々と超えなきゃいけないハードルが高くてね。


 え? 方法があるなら試してみたい?

 ホントにキミは物好きというか何と言うか……。

 はいはい。分かった分かった。もう時間が無いから方法だけ伝えるけど、キミがやることは1つ。前回や今回と同じようにあのポーションを飲んでリポップした私を倒して魔力を注ぐことだ。


 それだけ? って、あのポーションを何度も手に入れて、その上私(リッチ)を倒し続けるって結構な難題だと思うけど……。


 いいかい? とにかく無茶だけはしないように。

 私と違ってキミは1度でも死んだら終わりなんだからね。分かってる?

 ……返事だけはいいんだよなぁ……。


 じゃあそろそろ時間だから外に送ってあげるよ。


 ああ、うん。分かった分かった。

 まぁ、期待せずに待ってるとするよ。

 ……それじゃあ、またね。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 やぁ、キミにこうやって睡姦レ○プ(すやすやえっち)されるのも何回目だろうね?


 ……いや、しかし今回もまたたっぷりと出したものだね。精液で腹ボテ(ぽっこりおなか)とか創作の中だけの話だと思ってたよ。

 もう冒険者なんて辞めて汁男優にでもなった方がいいんじゃない?

 はいはい。冗談、冗談だって。


 ――さて、度重なる睡姦レ○プ(すやすやえっち)で私とダンジョンとの繋がりも大分薄くなってきたし、そろそろ例の計画を実行に移すとしようか。


 うん。キミの魔力的にも十分だよ。

 何度も繰り返しあのポーションを使用したことで魔力許容量も上がってるからね。


 じゃあ最後にもう1度だけ確認するよ。

 今から私が隷属魔術――魔術士が使い魔と契約する時に使う魔術を使って新たにキミとパスを繋ぐ。

 それによってキミから魔力の供給を受けることで、私は消えることなく、さらにダンジョンからの支配も受けなくなる。


 ……でも本当にいいのかい?

 今のままならその人並み外れた魔力で好き放題に無双して俺TUEEEE展開だってできるだろうに。

 そんなの興味ないって?

 うん、まぁキミがそういうのを求めてないっていうのは分かってるんだけどね。

 ホントにキミは底抜けのお馬鹿さんだよ。



 じゃあいくよ。はい、手を出して。






 ……………………………………………ん?


 あー、これは……うわマジか、そうきたかー。

 いや、失敗したわけじゃないよ。ちゃんと契約はできてる。ただちょっと想定外のことが起こったと言うか何と言うか……。


 まぁぶっちゃけるとね、胎内にたっぷりと魔力が残ってたせいか存在進化しちゃったみたいだよ。

 エルダーリッチだって。


 あっはっは。リッチってだけでもヤバいモンスターなのに、エルダーなんて古代王国時代でも災害級って呼ばれてたモンスターだねぇ。


 うん。多分だけど本気出したらちょっとした国くらい滅ぼせるんじゃないかな。

 大丈夫大丈夫。そんなことしないって。


 さぁ、それじゃあ行こうか。

 なにしてるんだい? キミが私の手を引いてくれるんだろう?

 なにぶん今の世の中は初めてなんだ。エスコートは任せたよ。ご主人様(マスター)。

なお『睡姦レ○プ』という単語については語呂が良いから使っているだけですので、「これ二重表現なんじゃね?」や「睡○じゃなくて屍○では?」などというツッコミはご勘弁ください。

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