【1-3】無詠唱魔法、使えます。
最近ぜんっぜん投稿できてなくて本当すみません。
学校が課題テストやら確認テストやらなんやかんやで
めっちゃ忙しくてm(__)m
そのままやってませんでしたぁああああああ
『dark shadow《闇よ》』
新たに勇者一行に加入したオレは得意の闇魔法で大型魔獣の撃破に試みている。負傷しつつ攻撃を続けるオレに呆れたレオンが回復魔法をかける。
『heal《回復》』
「そんなのいらねーよ」
オレは回復魔法を弾き返し、無詠唱で自らに回復魔法をかける。
「「「「ほぇ?」」」」
「あ」
レオン、シズ、カイ、そして魔法を知り尽くすはずの賢者シリルまでもが間抜けな声を出し、オレは自分の失敗に気づく。隠していたのにーー
「おまっ、む、えいしょう?」
カイがカタコトな言葉で驚きをあらわにする。
「……」
シズは、驚きはしたものの、すぐいつも通りの顔に戻り、大型魔獣に再び目を向ける。
「お前!すごいよ!無詠唱なんて初めて見た!!」
レオンは顔を熱らせ、興奮した様子でノアの肩を掴み揺さぶる。
「ありえない。なぜそんなことが可能なのか?術式をこの一瞬でどうやって組み立てて…いや、そもそも組み立てていない?でも、組み立てなければ、魔法は発動しない、え?なぜ?魔族ではこれが一般的なのか?クソっ、賢者の僕でも解明できない無詠唱か。いや普通にすごすぎる。無詠唱ができれば、術式展開や超大型魔法、召喚魔法の簡易化が…」
シリルは取り乱した様子で戦闘中にも関わらず、腕を組んで立ち止まり、なにやらブツブツ言っている。
「うるせーよ。そんなことは後でいいから一旦コイツら倒そうぜ?」
もうバレたからいいやと、オレは無詠唱でどんどん魔法を繰り出し、大型魔獣を唯一まともに戦っているシズと共に撃破した。カイとレオン、シリルは唖然としている。
「別に、隠してたわけじゃ、ないんだけど…」
大型魔獣の血で汚れた身体を拭きながらオレは口を開くが、途中で止まってしまった。一瞬、沈黙が流れる。
「だけど?」
心配そうな顔でレオンがオレの顔を覗き込む。
「いや、隠してた。」
オレがあっさりそう言うと、皆、怪訝そうな顔をした。
「なんで隠すんだ?そんな便利で役に立つ無詠唱を、隠す必要なんてないじゃないか」
カイが不思議でたまらない様子で聞いてくる。
「そうだな、隠す必要が感じられない」
珍しくシズも発言した。
「魔王軍の時にも使ってなかったよな、無詠唱。なんで、隠す?」
シリルも不思議でたまらないようだ。横でレオンもこくんと頷く。
「本当ごめん、でもこれにはわけがあるんだ」
長くなるけどいいか、と確認する。全員が頷いたのでオレは口を開いた。
シリル「ふとんがふっとんだ!」
一同 「「「「さっむw」」」」
シリル「ほぅ?僕の魔法でもっと寒くしてやろうか?(⌒▽⌒)」




