25-3-22『白磁のような公女様 ~追放された悪役令嬢、陶磁器と魔法で辺境改革!~』本文感想
皆様こんにちはこんばんは、遊月奈喩多と申すものでございます! こんなゆー!
ふむふむと頷きながら本編を読み、改めてあらすじを見たらこちらも乙女ゲームの世界でしたね。なんでしょう、恋愛ゲームブームが凄いぞ!!
こう、なんというか、ちゃんとうまくいった未来から始まる構成でしたね。こういう風に『これからフレデリカ嬢のやろうとすることはうまくいきますよ』という行き先が提示されると、少し重たい事情の待ち受けていそうな本作を読み進めていこうとする読者にとってはまるで星明かりやコンパスのようにありがたく、その道のりが間違ったものではないのだという安心感を与えてくれるように思えます。
という謝辞に似た何かを述べた上で本編。陶磁器に造詣の深かった社長令嬢が、その知識と確かな審美眼、そしてドラッヘ公爵領の地質を使って成り上がっていく、気持ちのいい作品であることが窺える書き出しでしたね。陶磁器というと『なんか歴史の授業で中国の主要な輸出品とか習ったような?』くらいの知識しかありませんでしたが、このお話を読んだのを機に改めて学び直したくなる……そんなお話でもあるように思います。というか感想を書くに当たって我々の世界の陶磁器の歴史についてサラッとおさらいしようかと思ったのですが、だいぶ奥が深いというか語るところや掘り下げるところが多かったので、そちらは追々個人的に調べたりしてみたいと思います。
このゲームの世界にも……え、これゲームの世界なんですか? なるほど。主にドラッヘ公爵領とかはゲーム主人公の視点で語られなさそうな出来事が多そうなので、ゲーム内でも明らかになっていた婚約破棄のくだりと違って、フレデリカ嬢の裁量で動かせる物事が多そうではあるなというのが率直な感想でした。物語の流れが追い付いてくる前に頑張って、フレデリカ嬢!
前書きに引き続き、遊月です。いやぁこちら、本当に乙女ゲームの世界なんでしょうか。けっこうゲーム主人公の視点では知る由もない出来事がたくさん起こりそうな世界なんですよね(それくらい世界観が作り込まれたゲームということでもあるから、むしろゲームとしては素晴らしいとは思う)。ゲームとしての本編は主人公と攻略対象の交流がメインになると思われますが、その他の部分も作り込まれているのは……たぶん、開発陣の熱意が窺えるというものですね(ゲームのフレデリカ嬢は雑に死んでいるらしいけども)
ということで、乙女ゲームというと何を思い出しますでしょうか? 筆者は乙女ゲームはアニメ化したものを数本観たくらいなので、『遥かなる時空の中で』だとイクティダールが好きだった記憶があるなとか、アニメ版八葉抄のエンディングテーマいいですよねとか、あと『AMNESIA』とか『夢王国と眠れる100人の王子様』のアニメを観たとき主人公の名前がなかったのが当時はわりと驚いたなとか、そういうぼんやりとしたことしか語れそうにないのですが、あとそうですね……。ネット広告で流れてきた主題歌「漆黒」がめちゃくちゃ刺さったのがきっかけで『イケメンヴィラン 闇夜にひらく悪の恋』というゲームが気になっていた時期があったくらいでしょうか……。それぞれの攻略対象が背負わされた業のようなものに翻弄されながらも、主人公が彼らと共に闇夜に駆け出していく物語……という雰囲気だったので、筆者の嗜好にダダ刺さりなんですわよね!!
ぐぬぬ、話題にした割に語れることが少ない! 強いていうなら、そういういわゆる乙女ゲームってイラストが綺麗でいいですよね。絵柄が好みに刺さることが多くて、ゲーム屋で思わず足を止めることも少なくなかったりします(笑)
ということで、偶然コミカライズを読んだことはあるものの、一応乙女ゲーにもあるR18作品についてはほぼ全く知らずに生きて来たものだなと己の半生を顧みながら、『白磁のような公女様 ~追放された悪役令嬢、陶磁器と魔法で辺境改革!~』の感想とさせていただきます。




