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ゲーム制作会社の人たち。

貰っても持て余す物ってある。

作者: 青柳

初投稿です。良ければ見てやってください。

ある日出勤すると、上司のデスクにお供え物(主にアニメグッズ)が置かれていた。

特に存在感を発揮していたのは特大のリ○ックマだった。


この上司が長期の休みを取ると必ずデスクはお供え祭りになる。


そんな訳で、俺も他部署の先輩から押し付けられ…いや、貰ったサボテンをちょうど良いから置いておいた。


結構持て余していた。

そもそも植物を育てられた試しがない。

必ず枯らしてしまう。

小学生の時の朝顔観察日記は三日で断念。夏休み三日目で見事に枯れたからだ。


サボテンを置いて、自分のデスクに戻る途中でも他部署からチラホラとお供え物を置いていく人が途絶えない。


結構人気者だよな、うちの上司。


「あれお前か」


喫煙所で主に誰がお供え物を置いて行ったかの話を休んでいた上司、たかしーこと、高階さんに話していた。


「結構持て余してたからちょうど良かったんですよね」


「いや、俺も持て余すわ」


そんなこんなで、週明けになれば鎮座していた特大リ○ックマを抱え、どっからか持ってきたでかい段ボールに拾ってくださいと書いてエレベーターホールに設置していた。

その後、全社員に数々のお供え物達を引き取るようにメールを送信していた。


特大リラッ〇マの持ち主が動物虐待反対!と言いながら回収して行った。

果たしてあのクマが動物のカテゴリに当てはまるのか甚だ疑問だけどな、と上司は言う。


しかし、ちゃっかりと仮面○イダーのミニフィギュアはキャビネットに回収していた。


「因みにあのサボテンどうしました?」

喫煙所に行く時には無かった気がすると思いながら、聞いてみる。


「引き取り手が現れなかったから社長室に置いといた」


「えっ」


「潤いが足りないって言ってたから良いかと思って」


「…サボテンで潤うんですか?あれ、砂漠の植物でしょ?」


「たまに花咲くらしいから大丈夫じゃない?水やるタイミングわかんないけど」


その日の夕方、うちの会社自社ビルじゃないんだから、リ〇ックマを捨てるならうちの会社のフロアでやって!!と社長に怒られたらしい。

高階柊:たかしーと先輩後輩問わずに呼ばれる、デバッグ責任者。本人の口癖は辞めたい。

俺:沢野裕樹 一回も名前が登場しなかった人物。高階の後輩で同じ部署のデバッガー。

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