プロローグ
初めての投稿、超緊張しております。よろしくお願いします!
2042年、我々が住む丸い球体、地球はある『もの』によって侵略され始めた。
その少し後、人類のほとんどがその存在に気づいていなかった頃。
いた。
その存在に、その脅威に気づいているものはいた。一つの家庭の両親。だが、その脅威に対抗できる手段は、二人にはない。だから、託した。自分たちの一人息子に。
「頼んだぞ」
優しい声。少年は不思議に思った。いつもの父親だ。だが、なぜ母は泣いている?決して狭いリビングではない。なのに、少年にはこの空間全体に、その泣き声が響いているように思えた。泣きながら、母親は言った。
「お願い、世界を救って」
少年には、訳がわからなかった。不意に、頭に痛みが走る。今の少年には耐え難い痛みだっただろう。だが、そんなことは気にしていられない状況だ。苦しむ息子を、二人して泣きながら見守る。そして言う。
「お前に…」
「あなたに…」
「「託す」」
爆発。
屋根は吹き飛び、リビングもめちゃくちゃになっている。なぜか一人無傷だった少年は、瓦礫から顔を出すと、横たわっている両親を見て、つぶやいた。
「この人たち…誰?」
頭上からは雪のようだが、どこか濁った色の『何か』が降ってきていた。
コーナー的な感じで僕がリアルでどれくらい、見てください!という意味の土下座をしているのかをカウントしようと思います。
土下座数 1