書き直し中
人通りが多く、色々な店が賑わう道通り
ではなく、其処から少し距離のある
余り人が通らなく、人目に付きにくい場所にある
こじんまりとした雰囲気のある喫茶店
賑やかな声もないその喫茶店には、黒髪の美しい人形を等身大にしたような女の子と、適当な服を着た、いかにも適当そうな女が椅子に座り、向かい合っていた、
こんな離れの喫茶店で二人、さぞ仲がいいのだろう
と、思われたがそんなことも無いようで
どうも、私だ
店長と私は休みの日を利用して店長のおすすめの喫茶店に行くことになった、終わり
特に何が会ったわけでもない、
ただ待ち合わせして 店長に付いていって 喫茶店についた
うむ、本当にこれだけ、これだけだから困っている
特に何も話していないということだ
つまり気まずい
喫茶店についた瞬間に店長が直ぐに珈琲を頼んだのて私も何か頼むことに、
待ってる間に何か話そうとしたら何故かもう珈琲を店長が飲んでいた、飲んでる姿が可愛いので見つめていたら「…飲んだら」と言われたので慌てて私も林檎ジュースを飲み初めたのだ、そしたらなんか気まずい空気になっていたのだ
…うーん…何なんだろうこの空気…凄まじく気まずい…店長が連れてきてくれた喫茶店のこのなんとも言えない雰囲気がさらに気まずくさせている…
二人とも何も喋らないで十分位たったよ…
お、可笑しいな…私こんなに話術ないっけ…
店長は何だかんだでずっと珈琲飲んでるし…ってまだ頼むの!?それ8杯目だよね!?店員も透かした顔で新しいの持ってきてんじゃねぇよ!!
…うぅ…お、可笑しいな…店長に色々聞こうとしたのに話しかけるきっかけを何もつかめない…
「勇」
て、店長から話しかけてきた!?
「何か…飲まないの…?」
あぁ…そう言えばまだ林檎ジュース一杯飲んだだけだった…し、しかし特に喉乾いてないしな…何か食べ物でも食べようか…
「い、いえ余り喉乾いてもないので何か食べることにしますよ、す、すみませーんチーズケーキを一つ!」
うぅ…何なんだこれ、折角の休みの日を楽しもうと今日を楽しみにしていたのに何なんだこれは…
て、店長は多分あれなんだろうな、人見知り、というよりは不思議ちゃん、何だろうな
コンビニの中で唯一普通と呼んでもいい私に興味を持った、見たいな感じかな…
思ってみれば私の働いてるコンビニちっと可笑しいかも知れない…一人はゴリラ、一人はショタ他にも色々入るし
あ、なんか吹っ切れてきたかも、私は私として逆に個性を持っていない個性的な感じで、なにいってんだ私、まぁいいか、とりあえず色々店長に話を聞いてみよう
「…勇」
「店長!」
あ、話しかけるタイミング被った
「店長からどうぞ」
取り敢えず店長優先
「…あのさ…今日楽しい?」
「へっ?」
きゅ、急にどうしたんだろう
「今日…勇楽しめてるのかな」
あぁ、なるほど、自分から誘ったのに楽しませてないかも、みたいなこと思ったのか
いや珈琲8杯も飲んでから聞くことかそれ
「楽しめてる と言ったら嘘に成りますかね…」
特になんも話さず、自分の世界に入ってる人においてけぼりにされてて楽しい、て思うほど私は変な人じゃないよ…
「そっか」
「ごめんね」
「帰るね、私」
え
「お金、ここに入れておくね」
「て、店長!?」
「ばいばい」
「私は楽しめた」
……帰っちゃった 店長まじ不思議ちゃん店長…
結局何も店長の事聞けなかったし…
ま、店長楽しめてたっつったしいいか、何を楽しんだのかは知らないけど、私も帰るか…今日1日暇ができちゃったな、家に帰ったら何をしようかな
「レアチーズケーキてございます」
「あっどうも」
…ま、これ食ってからだな
あ、猫の顔が描いてある…可愛い…なにこれウマッ
「…はあっ…はあっ…緊張…した……また…一緒に行きたい…会いたい…我慢我慢…んうっ」