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世界一可愛いvTuberになった物語  作者: 水華 桜
第1章 個人vTuber編
13/31

12話

朝8時、キチンと起床する。

そう本日の配信はお休みであり、昨日の配信で視聴者さんにも伝えてある。

1か月以上毎日配信していた中で、1つやりたいことができ、配信を休もうと決めたのである。


最近では外の気温も低くなり、寒空が広がる。

髪を整え、クリーム色のコートを羽織り、外に出る。

向かう場所はそう、、、。オタクの聖地「秋葉原」である。



。。。。。。。。

。。。。。。。

。。。。。

。。。

1か月の配信の中、1番多くプレイしたのは「アプリカードゲーム」である。

視聴者さんも盛り上がり、私のテンションも上がる。

プレイするたびに、使いこなせるようになり、もっともっと上手に使いたいという気持ちが芽生える。

将棋やオセロのように「待った!」があればいいのだが、このアプリカードゲームにそんな機能はない。


その日、いつものようにアプリカードゲームをプレイしていると、1つのコメントが目に入った。


[自分はよく紙のカードで一人回ししますね]

なんてことないコメント。

しかし、それは私にとって目から鱗であった。

何もアプリ内だけではなく、上達する方法は存在する!!

このコメントを見て、私は直接カードを揃えようと思ったのである。

。。。

。。。。。

。。。。。。。

。。。。。。。。



秋葉原に到着し、改札を出る。

平日というのに人が多い。

人込みが好きという人間はいないと思うが、別段苦手というわけでもないので、私に取っては問題ない。


早速、近年耐震改修工事がされたラジオビルに入っていく。



カードショップ。

それは、トレーディングカードを扱うお店で、1枚1枚個別(シングル)に値段付けてカードを売っている。


私が使用するデッキ「メイド&ドラゴン」のカードはカードパックから当てるより、1枚1枚個別に揃える方が難易度が低いと調べていた。

カードショップに入り、目当てのカードを探していく。


「パルラメイド」(N) 50円 「パルラメイド」(SR) 250円

カードはそのレアリティによって値段が変わる。

いつもプレイしているアプリカードゲームでは、カードにキラ加工が入るときがあるが、それに近いものを感じる。

ただプレイように揃えるだけなら、安いカードで十分なのだが。。。。

私は普段お世話になっているメイド達、これからも使いつづけることを考えて、少しだけ良いレアリティで買うことにする。



13時を回り、私はベーカリーカフェに入る。

カフェラテとサンドイッチを食べつつ、購入したカードを眺める。

私のデッキは特殊デッキ含めて55枚。そのうち45枚ほど揃った。

ラジオビルにカードショップが複数入っており、思った以上に欲しいカードが売っていたのである。


残り揃えるカードを確認しつつ、回るカードショップを探す。

カードショップのほとんどが個人のビルの1つに入っており、1つのビル内に複数のショップが入っているのは珍しいのである。


秋葉原にカードショップは多数存在する。

インターネットで検索するだけで、20店舗以上の情報が出てくる。

私は比較的評判が良いお店を確認して、そこに向かう。


。。。

。。。。。

『お会計 830円になります。』


最後のお会計をして、55枚全てのカードが揃った。

金額として1万5千円とちょっとであった。

これが高いか安いかはわからないが、キラキラと光るカード内に描かれたメイド服身にまとう擬人化したドラゴン。

可愛い。。。。

良い買い物をしたと満足し、せっかく秋葉原まで来ているので、アニメ・ゲームを扱うお店を見て回る。



アニメショップの一画。

vTuberコーナー。

そこには企業所属の大人気vTuberのアクリルスタンド、キーホルダー、クリアファイルなどのグッズが展開されていた。

人だかりができ、皆グッズ目当て来たのだと見ていてわかる。


『いつか、私もあの一画に入る日が来るのかな、、、。』


思わず出た独り言。

誰に聞かれることもない。。

しかし、その日が着々と迫っていることを、水華 桜(ミズハナサクラ)はまだ知らない。


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