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群れない僕らの単独記   作者: 朱味三(天墨 咲久楽)
真っ黒羊のリベルテ
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リベルテと飼い烏

 俺の名前はリベルテ。自由を愛する黒羊。ムートンへの土産は無事。ちょっとばかし、味見しておこう。眠気覚ましにちょうどいい。


 俺は腰袋に入れた野苺をだす。いっこ口に放り込みと、甘酸っぱい味が広がった。


「うまい!そんでもって眠い!帰る!」


 眠さが出てきた俺は、夜の散歩を切り上げる。夜行性の動物達が、森の中で動いている。爆睡するなら、人工洞窟の中が一番だ。


 俺は帰るために歩きだす。ムートンが起きる前に帰ろう。起きた時俺がいないと、ムートンは慌てるんだ。


 一日中べったりはこりごりだ。弟みたいに可愛いやつでも無理。一日に一度は一人でいたい。それがこの俺、黒羊のリベルテだ。


「寝起きに驚かすのは、あの時にこりたぜ。……あだっ!?」


 俺は前方不注意で、頭上の木に頭をぶつけた。勢い余ってのけぞって、今度は後ろに転ぶ俺。


「だぁ~!今日は一体なんだってんだ!」


 すぐ立ち上がって、俺が叫んでいると、烏が俺の肩にとまった。俺と同じ黒色だ。


「カァー」


「人懐っこいやつだな」


 頭を撫でろと押し付けてくる烏。撫でると目を細めるし、足にはリングがついている。烏は飼われているようだ。

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