登場人物紹介(50話まで)
50話と区切りがいいので登場人物を一通りまとめてみました。
本編にない設定などを加えてあります。
【高城 歩】
所属:静蘭学園 2年1組 担任
年齢:24歳 教職2年目 社会科科目担当
趣味:フットサル、読書
本作の主人公。
身長180センチメートル近い高身長に細身ながら引き締まった身体をしている。顔立ちも整っているため、女生徒の人気が高く、歩の写真が校内で出回っている程。人気俳優の上代 渉によく似ている。
担当クラスの男子生徒からは嫉妬の対象となっているが、嫌われているわけではない。
好かれれる人からは好かれるが、嫌われる人にはとことん嫌われる性質。
この世界で嫌いだと断言できる人間が5人いる。その内の2人が自分の母親と高校3年生の時の自分の担任。
小学生の時は親からネグレクトを受けていたこともあり、周囲との違いから小学生の同級生からも苛められていたなど祖母と一緒に暮らすようになるまで苦労してきた。
高校時代までサッカーをしており、プロを目指せるレベルだったが試合中の怪我により断念。
部活最優先で勉強をあまり得意でなかったが、サッカー以外に特に長所がないことを嘆いた透により強制的に学力アップをさせられ、名門である律修館大学にギリギリで入学し、今住んでいる町にまで越してきた。
大学に入学するとこれまでサッカーだけに示されていた関心が多方面に広がるようになり、色々な物に手を出してきた。比較的に呑み込みは早いタイプ。1人暮らしをする前から弟妹に料理を作ったりしていたため家事はこなせる。それらはすべて亡くなった祖母から教わったものである。
最近の悩みとしては、担任教師との振る舞い方、髭が生えてこないこと。文芸部女子にBLのネタにされていること。そして、生徒にキスをされたことと悩みは尽きない。悩み事は自分の中に溜めるタイプ。
初めて担任教師となりまだまだ手探りな状況で、自分のやりたいことをやっている。生徒のやりたいことに基本的に口を挟む気はない。
恋愛にはあまり積極的なタイプではなく、自分から告白をしたことはないが彼女はいたことはある。
観月とは大学生のころからの付き合いだが学園では隠している。家庭教師時代から歩ちゃんと呼ばれている。学園でもその呼び方をする観月には建前上注意しているが半ば諦めている。
涼香とは行きつけの本屋の娘さんで、大学生のころからなんとなく覚えていた。学園に入学して店と学園での違いに確信が持てず、店でも声をかけられなかった。上級生に暴力を振るわれそうになったところを助けたのをきっかけに親しくなった。
カレンとは入学式の日に道に迷っていた彼女を案内してから知り合った。その後、日本語の特別教師ということで日本語を教えていた。外国人特有のボディタッチの多いスキンシップには困惑している。
夕葵とは祖母を助けてから知り合った。真面目な生徒と思っており、学級委員としてクラスをまとめてくれるので頼りにしている。
【桜咲 涼香】
所属:静蘭学園 2年1組 文芸部(幽霊部員)
年齢:17歳 4月生まれ
趣味:読書(純文学からライトノベルまで雑食)
栗色の髪をクラウンハーフアップにまとめており、お嬢様のような印象を受けるが実家は商店街にある本屋の娘。このことを知っている静蘭生徒はあまり多くない。
店ではナンパ目的で声をかけてくる輩が来るようになったため三つ編みに黒縁伊達メガネをかけており地味な文学少女に変装しているので来店しても気が付かない。
両親とは仲がいいが、母である梢の趣味にはやや辟易としている。よく修羅場を手伝っている。歩が好きだと知っているのでよく相談に乗ってもらっているが父親はこの事を知らない。
可愛らしい容姿にで性格も良く男子生徒たちから圧倒的な人気がある。他校からも告白しに来る男子生徒がいるほど。だが、小学生の頃に男子特有の好きな子に意地悪したくなる心理からよく苛められ、物を盗まれたりしていた。中学に上がるとでは手の平返しをしたように優しくしてきたので、同年代の男子という存在に良い感情は抱いていない。特にその筆頭が古市。
運動はあまり得意ではないが勉強面においては学年1位を維持している優等生。控えめな性格だが恋愛ごとに関しては意外に積極的。自分お勧めの小説を渡して歩と感想を言い合っている。
告白を断って暴力を受けそうになっていた所を助けられたこと、地味に変装した自分に気が付いてくれたことから歩を意識するようになった。自分の部屋の机に歩の写真を飾っておくなどかなり乙女チック。日ごろから歩と一緒にデートなどすることを妄想している。
周りが歩にチョコと渡すと聞いて負けたくないがために2月に思い切って告白しラブレターとチョコを渡すが歩が事故にあってしまいそのことを忘れられている。
【沢詩 観月】
所属:静蘭学園 2年1組 料理部
年齢:16歳 10月生まれ
趣味:ファッション
緩くカールのかかった金色に近い茶髪にギャルメイクが特徴的な女生徒。ギャル系の見た目に対して性格は優しく温厚、校内でも学年問わず友人は多い。中学1年はまともに学校に行かず、遊びまわっていた。しかし、心の底から楽しいと思ったことはなく、勧められれば付いて行く程度だった。仲間に売られて複数の男に暴行されそうになっていた所を助けられて、母親との関係を修復に一役買ってくれた時以来、歩の事が好き。
外見から遊んでいるような印象を受けるが、根は真面目。勉強はあまり得意ではないが、歩が静蘭学園に就職すると分かると一念発起し、何とか滑りこみギリギリで静蘭学園へと入学した。テストで赤点を取って補習を受けている。
スレンダーな体型で貧乳が悩み。母子家庭で料理をはじめ家事全般が得意。実際は歩の家に預けられることが多くなってから、歩が大家さんの手料理を美味しそうに食べているところを見て母から教わった。歳の離れた弟の陽太はかわいさ余って毎日、写メを撮っているくらい溺愛している。
オシャレや学校行事などを楽しみ高校生活を謳歌している。部活は料理部に所属しており、部員たちから手際の良さから一目置かれている。男子たちからは外見で遊んでいると判断され、試しに付き合おうなどと言われることがあり内心、辟易としている。また、歩以外の男子は眼中にないためすべて断っている。外見から生徒指導教師たちから目を付けられている。
【夏野 夕葵】
所属:静蘭学園 2年1組 弓道部
年齢:16歳 7月生まれ
趣味:日本映画や時代劇鑑賞
艶やかな黒髪をポニーテイルにした大和撫子然とした少女。背も4人の中で一番高い。切れ長の眼元がややコンプレックス。
弓道部に所属しており、全国でも名前が知られている程の実力者。女生徒たちから絶大な人気があり一部からは「お姉さま」と慕われている。後輩の美幸の行動が最近の悩みの種。
涼香とは小学生になる前からの幼馴染。自他ともに認める親友同士だが、女の子らしい涼香と比べられることがあり涼香のような可愛らしい女性になりたいと思っている。作中屈指の巨乳で対照的な観月からは嫉妬の目を向けられている。
両親は健在だが事情があって今は父方の祖母と2人で暮らしている。面倒を見てくれている祖母を心の底から慕っているが色々なトラウマを植え付けたことから頭が上がらない。ご近所の老人からは共通の孫のようにかわいがられている。色々な事を祖母から教えられており、習字、料理、茶道、華道など一通りこなすことはできる。
祖母を助けてくれた歩に恩を感じていつしか恋心へと変わった。だが、歩の教師という立場と異性へのアピールの仕方分からないため、クラス担任と接する機会の多い学級委員となった。恋愛については本人が一度付き合ったら結婚しなくてはならないと考えているため歩との結婚願望まである。匂いフェチな部分がある。
成績も学年で10位以内に入るほどで文武両道を体現しているが、暗いところが怖いなど本人にはまだまだコンプレックスに感じている部分があり、いまいち自分に自信を持ち切れていない。
古風で固い印象を受けるが、周りの空気を壊さないなど融通は利く。完璧に見える彼女だが電子機器などはあまり得意ではなく、通話、メッセージアプリ、カメラなど最低限の機能しか活用できない。
【美雪 カレン】
所属:静蘭学園 2年1組 文芸部
年齢:16歳 12月
趣味:絵画鑑賞(ヲタク絵)
両親が北欧出身であり、中学生になる前は海外に住んでいた。両親が亡くなってから遠縁で日本で生活している親戚夫婦の養子となった。綺麗な銀髪に、小さな妖精のような容姿から女生徒たちに愛でられている。4人の中では一番小柄だが、スタイルはいい。
家はかなりの富豪で一等地に一番大きな家に住んでおり、現在の両親からもとてもかわいがられている。特に家出ハウスキーパーをしているシルヴィアとは姉妹のように仲がいい。
歩とは入学式の日に道に迷っていた彼女を案内してから知り合った。その後、日本語を教えてもらう特別教師に入学式に助けてくれた歩を指名した。
中学では日本語がうまく話せなかったことやシルヴィアから教えられたオタク趣味がばれて周囲からいじめられたり、外見から言語的なコミュニケーションが上手く取れないと判断されて孤立していた。静蘭に入学したのは中学での知り合いが少ないことや、涼香の母親である師匠に勧められたことがきっかけ。今は観月や文芸部員など友人が多くできて楽しく過ごしている。
オタクな趣味の事は男性、特に歩には絶対の秘密で墓まで持っていくつもりだったが、歩が担任となった日にばれた。歩がそこまで拒否しなかったからか、自分と同じ趣味を楽しんでほしいがために行動を始めている。
<静蘭学園教員>
【水沢 海優】
所属:静蘭学園 2年1組 副担任 現国教師
年齢:25歳
趣味:スウィーツ巡り
歩の1つ年上の先輩教師。タレ目がちで柔和な顔立ちな女性。年齢も若く生徒と友達感覚で慕われており、男女ともに人気の高い。静蘭学園のOGで年配の教師たちからは今でも生徒のように思われている。年上の兄がいるが粗雑で乱暴な性格をしているらしく限り一緒の空間に居たくはない。その延長線上で男性という生き物が苦手だが、このままではいけないと思い。気になっている歩には意外に積極的に接している。男子生徒は弟のような印象を持っているため平気。
【結崎 静】
所属:静蘭学園 2年8組 担任 音楽教師
年齢:29歳
音楽教師であり合唱部の顧問。落ち着いたソプラノボイスの女性。彼氏がいるが年齢が年齢ということで結婚に内心焦っている。人の恋愛事を眺めることを娯楽としており、今面白がっているのは海優と嵐の恋愛。面白いとは思っているが決して邪な気持ちはなく幸せになってほしいと思っている。
【荒田 嵐】
所属:静蘭学園 2年8組 副担任 女子体育教師
年齢:26歳
さっぱりした姉御肌な性格をしている。競馬や酒が大好きだが、最近できた彼氏に嫌われないようにやや自重してきている。
美人であるが戦闘能力は高い。通勤電車で痴漢を何人も捕まえており、警察には顔が知られている。警察や日本女子格闘技界にも顔がきく。
初めてできた彼氏が歩の友人である百瀬。若干歪んだレズ趣味があるらしく、百瀬に度々女装させようとしているらしい。歩と百瀬が仲がいいのを知ってからは百瀬が歩のことを楽しそうに話すので歩を警戒している。
【江上 孝雄】
所属:静蘭学園 2年3組 担任 学年主任
年齢:47歳
2年の学年主任であり、歩が就職当初から世話になっている教諭。温厚な性格をしており、生徒たちや新人教師である歩や海優を温かく見守っている。嫌いな人はいないというくらいの出来た人物。
【座間 末次】
所属:静蘭学園 2年2組 担任 社会科教員 漫画・アニメ研究会顧問
年齢:29歳
気怠そうな話方をするが本人は普通にしゃべっているつもりらしい。中肉中背。
校則などもさほどうるさく注意せず生徒からは結構、好意的な印象が多い。実際は注意するのが面倒なだけ。オタクな人物であり、休み時間校内でゲームは当たり前、部員と一緒にゲームに興じている時が一番楽しい時間。歩とは同じ社会科教員ということで結構仲がいい。
【剛田】
所属:静蘭学園 2年4組 担任 男子体育教師 サッカー部顧問(現在は解任)
年齢:38歳
顔は50代だが実年齢は30代。独身。筋肉質な体型をしているがさわやかとは縁遠くむしろ汗臭い。生徒たちや一部教師の間では通称「ゴリ田」。
外見とは裏腹に神経質な性格をしており、それを生徒にも押し付けようとするので生徒たちからは嫌われているが本人は気が付いていない。歩が就職したことにより生徒たちの人気を奪われた(自意識過剰)と思っており、何かと歩に突っかかるが歩は対して応えていない。サッカー部などで自分がスカウトした部員には甘いなど、相手によって態度を変える傾向がある。サッカー部顧問時代は意味の分からない規律を敷いたりと好き勝手やっていたが、サッカー部内で反発され顧問を解任された。高校までサッカーをしていたが一度も試合に出たことはなかった。
【小杉】
所属:静蘭学園 英語教師
年齢:30歳
小柄で小太りの眼鏡をかけた男性教師。童貞。
遠回しに1組を見下している嫌味な性格。学歴の自慢話や授業は聞き取りづらく、わかりにくい。さらに優等生、劣等生と自分の中で線引きをしており、生徒によって露骨に態度を変えるため、生徒からの人気は全く無く、嫌われている。海優に気があるが全く気が付かれていない。1組の生徒が嫌いなのは海優と仲のいい歩が担任だからであるという理由から。人を上下に分けて接する。立場が上の人には卑屈になり、下の人には高圧的に接するが変にプライドが高い。
<静蘭学園生徒>
【相沢、相馬、斉藤】
所属:静蘭学園 2年1組
良くも悪くも健全な男子高校生たち。美人女子率が高いという理由から静蘭学園へと進学したが、未だに彼女ができる兆しはない。3人とも仲が良く休日など一緒に過ごしていることが多い。相沢はこの中で一番頭がいい。相馬は3人の内で一番頭がよさそうに見える。斉藤は運動神経が一番いい。
【藤堂 敦】
所属:静蘭学園 2年8組 サッカー部→フットサル同好会→サッカー部
年中日焼けをした肌をしている。
幼いころからサッカーをしていた。サッカー部に所属していたがサッカー部の恋愛禁止という意味の分からない規律によってサッカー部をやめさせられた。幼いころからサッカー一筋であったためほかにやることがなく、歩にフットサルの顧問を頼んだ。文芸部員に歩とのカップリング妄想の被害にあっている。解任以降は再びサッカー部に戻り、充実した学園生活を送っている。
【神林 遥】
所属:静蘭学園 1年 フットサル同好会→サッカー部
幼いころからサッカーに興じていた活発な女生徒。遠目から見れば可愛らしい男の子に見える。両親からサッカーは中学までということで進学校へと進むように言われたが、嫌で女子サッカー部がない静蘭学園へと入学した。大のサッカー好きで自分の気に入った選手をいつもチェックしている。ボーイッシュな外見から同学年の女子にモテる。歩の高校時代の黒歴史を4人の前で暴露した。無名の高校が強豪高校をなぎ倒していくなどのスポ根漫画が好きで、それを体現し全国大会への出場を果たした歩と透のファンだった。特に透はポジションが近いのもあって尊敬している。フットサル同好会が解散した今でも歩達が開いているフットサルに顔を出している。
【夏野 美幸】
所属:静蘭学園 1年 弓道部所属
夕葵をお姉さまと慕う後輩。小柄な体格に髪を2つのお団子ヘアにまとめている。夕葵には従順な反面男という存在が嫌いで勝気な態度を取りやすい。特に夕葵に近づく男には誰にもでも反抗的な態度をとる。夕葵と弓道の話をしていた実業団の監督にいつものような態度を取り、顧問の先生が謝罪に行くなどの問題行動が目立つ。同じ苗字が被るということで夕葵からは名前で呼ばれているがそれで自分が一番好かれていると勘違いしている。
<歩の友人>
【氷室 透】
所属:男子愛誠学園(BL学園) サッカー部顧問 監督
歩とは中学からの付き合い。
物腰が柔らかで女性からの人気も高く、優しげな振る舞いをしている。人からよく相談事を乗ることが多い、歩が心の底から話すことのできる人物。歩と同じようにプロとなるだけの実力だったが、実家が教育界でも著名な一家なため教師になることは昔から決めていたため後悔はない。むしろ、高校サッカーの監督に憧れていたため今は非常に満足している。バレンタインでは男子校に就職してらかもらえる数が増えているのが最近の悩み。昔から頭脳明晰で歩の勉強を見ていた。テスト前には自作テスト対策ノートを準備し歩を助けていた。歩の家庭環境を知っており、何かと助けになりたいと思って一緒にいた。現在は彼女はいないが女性関係で困ったことはない。
【大桐 武蔵】
所属:大手実業団社員 ラグビー選手
歩とは大学時代からの付き合い。2m近い身長に割れ顎と立派なもみあげを持つ厳つい男。
プロのラグビー選手であり、トップリーグで活躍している。よく歩と透を合コンに誘うが大抵2人に意中の相手を持っていかれるということを繰り返しているが懲りる様子はない。高校時代はモテたいという理由でバスケをしていたがラグビー部に才能を魅入られ高2からラグビー部へ転部。
【百瀬 千歳】
所属:ラ・パルフェ パティシエ
歩とは大学時代からの付き合い。可愛らしい容姿と温厚な性格をしていて、よく女子と間違えられる。大学は異なるが痴漢にあっている百瀬を歩が助けてからの付き合い。歩の同僚である静蘭学園の荒田と交際中。身近な目標として歩のような男を目指しているが、彼女にすら女装させられそうになっている不遇な存在。
【シルヴィア=アールストレーム】
所属:カレンの家専属メイド
歩の大学時代の後輩。外見美人だが一度しゃべりだすとドSな本性をむき出しにし、相手を攻撃する問題発言を多く口にする。観月並みにスレンダーな身体をしている。
カレンにヲタクな趣味を勧めた1人で、趣味が原因でいじめられるようになった時には心の底から悔やんだが、今でも姉妹のような関係を築いている。歩との関係は先輩戸配という関係で互いに恋愛感情などは意識したことはない。カレンが歩に好意を持っていることを察している。オタクの祭典などでサークル活動やコスプレをしており、歩や透は時々同行させられコスプレまで強要された。歩の中では闇歴史。1年間歩達とは連絡を取っていなかったが1年間は帰国しており再び来日した。
<生徒関係者>
【桜咲 梢】
所属:SAKURA(本屋)店長 同人サークル ヴァーチャルボーイ作画担当
涼香の母親。腐女子(貴腐人寄り)店の本棚にいくつものBL本を仕込んであり布教(誘導)している。
娘の恋を楽しみながら応援している。
【沢詩 陽太】
所属:小学1年生
まだまだ穢れを知らない純真無垢な少年。歩の事を兄のように慕い懐いている。寝ぼけた時に話したことはよく覚えていない。雷は怖いが幽霊や怪談話は怖くない。運動神経はかなり良い方で女児にモテているが本人はよくわかっておらず、アニメや特撮ヒーローに夢中な年頃。
【古市 圭一】
所属:秀逸学園 2年 サッカー部
涼香、夕葵の中学の同級生。
少女マンガのような美男子で、頭が良くて、運動神経もいい。まさしく完璧な男子だがプライドが高く、自分が正しいことを疑わない。
涼香には出会った当初から強く惹かれていた。小学生の時はどう接していいか分からず、いじめており、高学年になると手のひらを返したように優しくなった。幼馴染という立場から自分が涼香の一番の理解者であると勝手に自負している。涼香が秀逸学園に受験するという噂を聞いて自分も受験したが涼香がいないことにはそのとき気が付いた。いまでも涼香を秀逸学園へ編入させようと説得している。最近は自分と同じ大学に行くように勧めている。




