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誰も知らない神の前章  作者: 駿河留守
魔女の産声
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魔女の序章

どうも、お久しぶりです。

今回のお話は誰も知らない神の法則のサイドストリーとなっています。

初めて見たという方はぜひ誰も知らない神の法則を読んで予習してから戻ってきてください。

 魔女と聞いていい印象を持つ人はあまり多くないでしょう。

 私もそうです。魔女と聞くと悪知恵を働かせてたくさんの人たちを困らせる負の存在だと思います。ヨーロッパでは悪魔と結託したり、魔薬を作ったり、変な呪文を唱えたりと人に害を与える存在であると言われていました。故に誰も近寄らない、危険な物、不幸を呼び込む悪魔。悪い印象の方が大きいですよね。

 そんな魔女と呼ばれたのはまだ13歳で魔術師官学校に通っていた時、美嶋秋奈・・・・・現在は三月アキと名乗っている私が魔女となった。なってしまったというのが正しいかもしれませんね。あの時、私が私でなくなってしまったんですよ。

 それまでは少し魔術が詳しくて人よりも魔術を使うのがうまいだけのただの女の子だった。でも、それが崩れ壊れてしまったあの日のことを私は今でも忘れません。

 逆鱗に触れて自我を失いただ怒りにまかせて力を振り回すことにいいことなんてない。

 これに気付くのは結構後のことなんですけどね。

 ともかく。私は魔女になった日のことを少しだけお話ししましょう。

 魔女が産声を上げたあの日のことを。


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