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沖仲仕共同組合てったて、中身は・・・

第三三話 沖仲仕組合 総会 & 第三四話 沖仲仕ゴンゾウ組 有限会社 & 第三五話 沖仲仕組合 次の総会 & 第三五話の1 勧誘 & 第三五話の2 【ホゲタ】の九六


֎۞இ֍۞෴֎۞ቓ֍۞ᎇ֎۞Ꮜ֍۞ᢱ֎۞ᗟ֍۞ᛶ֎۞₪֍۞ಹ֎۞⡺֍۞Д֎۞६֍۞Ⲯ֎۞Ⳗ֍۞ⳬ֎


 読者諸兄への 御忠告です。

 この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。

 必ず、ご了承の上、お読みください。

 この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。

 作者は 一切の責任を 負いません。


֎۞ధ֍۞߷֎۞ఴ֍۞੪֎۞ന֍۞፰֎۞ᗖ֍۞ᙈ֎۞ᛯ֍۞ᨒ֎۞ᱪ֍۞֎۞ㅰ֍۞ꁉ֎۞ꕍ֍۞ꙭ֎


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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の4 転生【K】#####

##### 後編⦅⚆˳⚆⦆〔ʢɮ╡ɠ⬚✳ʁɧケンジャ〕って #####

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***** 第三三話 沖仲仕共同組合 総会 *****

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㋟組「今日の議題だが、お上の お沙汰を お伝えする」


㋥組「【都】での 沖仲仕同士の抗争はイカン、絶対止めさせよとの お沙汰だ」



㋢組「【トンキン都】の沖仲仕は 多すぎる。競争が激しく 縄張り争いが起きる」


㋙組「そこで、株式会社を造る。皆が それぞれ株を 持って 配当を貰う方式だ」


「ザワザワ「カブって?「なんだ?「ハイトウって?「何が何だ?」?」??」???」



㋟組「配布した資料を ご覧下さい。株式会社の説明、配当の説明が 載っています」


㋥組「株式会社への参加方法、優遇処置。それに関わる、役所への手続き」



㋢組「参加不参加は自由。だが、これは【都】の沖仲仕同士の 抗争を止めさせる為だ」


㋙組「お上の お沙汰を ないがしろにはできん。それは 分かって居ますよね」


「ザワザワ「お上の「お沙汰なら「逆らう「訳には「でもなあ「分らん物に???」



㋟組「今すぐ、返事は無理でしょう。持ち帰って、身内で ゆっくり 相談して下さい」


㋥組「ただ、あまり時間は有りません。お上に ご返事しなければ なりませんのでな」



㋢組「お上が 我々沖仲仕の抗争を 心配下さっての事です。ご協力を お願いします」


㋙組「ただ、お上の御沙汰を蔑ろにすれば、沖仲仕の免許が どうなるか知りませんよ」



******************************

***** 第三四話 沖仲仕ゴンゾウ組 有限会社 *****

******************************


「・・・と言う訳だ。そこで 皆に相談だ。これが資料だ」[ꖴㅗꖴ]


[ꣲㅗꣲメ]社長」[⚭ㅗ⚭ノ]そりゃ」[៙ㅗ҂]&%#*@」(ᛜᇫᛜ)無理だ」⦅⚆˳⚆⦆???」


「そんなの「俺達に「@$#&「分かる訳」全員がハモッた「「「「無ェでしょ」」」」



「・・・と言う訳だ。貴女しか いないんだ。分かるか」[ꖴㅗꖴ]


「専門外、分かる訳 無いザマショ。餅は餅屋、代言を呼ぶザマス」(⯌.⯌)




***** 三百代言 *****


「フム、法的には 問題無い。後は、社長の判断 ひとつですな」三百代言


「あのう、予想配当って 何ですか」⦅⚆˳⚆⦆



「大輪社、二本社、亭渡社、酷災社の四社が【トンキン都】の荷役を どの位受けるか

 によって、儲けも変わるが、その儲けによって 配当をする。予想金額だな」三百代言

     

「配当が 無い場合も 有るんですか」⦅⚆˳⚆⦆



「そりゃあ、儲けが出なけりゃ、配当も出せんわな」三百代言


「じゃ、会社が 儲けが 出ないようにしたら」⦅⚆˳⚆⦆



「そんな事、普通の会社はしない。そんな事したら、株価が下がる」三百代言


「その会社が、普通じゃ無くて、株価が下がっても 良いとしたら」⦅⚆˳⚆⦆



「何が、言いたいんだ。そんな事・・・出来る事は、出来るが」三百代言


「この四社、株の過半数を 押さえているんですよね」⦅⚆˳⚆⦆



「株の 配当が無ければ、株価は下がりますよね。そうしたら、株を持ってる人は」



・・・・・


「社長、この話、断固断るザマス」(⯌.⯌)


「しかし お上の お沙汰に 逆らう訳には、どんな目に 会わされるか」[ꖴㅗꖴ]



「『【都】での 沖仲仕同士の 抗争はイカン、絶対に 止めさせよとの お沙汰』

 これで、間違っていないザマスネ」(⯌.⯌)



「で、でも、沖仲仕が 多すぎるから 抗争が起きるって」[ꖴㅗꖴ]


「それは 四社が 言ってる事ザマス。お沙汰とは 別ザマス」(⯌.⯌)



「『沖仲仕の免許が どうなるか 知りませんよ』って」[ꖴㅗꖴ]


「『知らない』って 言ってるだけザマショ」(⯌.⯌)



「『知らない』って事は・・・」[ꖴㅗꖴ] 「アレッ あいつら 知らないんだ」


「まったく 頼りないザマス。次の総会は ⦅⚆˳⚆⦆を 連れてくザマス」

「⦅⚆˳⚆⦆は、次の総会迄に 商法の勉強する ザマス」(⯌.⯌)



⦅+˳+⦆ウ~ン、バタンキュー(チョースパルタ魔算器教育+スパルタ商法勉強)


 うなる鞭、飛び散る血肉、絶え間無い【K】の悲鳴。ビシッバシッ、ヒーッピーッ。




*****************************

***** 第三五話 沖仲仕共同組合 次の総会 *****

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㋟社「沖仲仕の 多くの方々が、四社の株主と なられました。真に目出度い 事です」


㋥社「左様、これで【トンキン都】の荷役業務で 沖仲仕同士の抗争は 激減する」



㋢社「だが、しかし。ここに至っても、まだ株主となる事に 賛同しない方達が居ます」


㋙社「お上の お沙汰を どうお考えなのか、お上に協力しないのは、どうしてなのか」



㋭組「けっ【ホゲタ】は一本でやるんや。仲良しこよしは、あんさん達で、やんなはれ」




㋟社「四社で【トンキン都】の 沖仲仕の ほぼ半数3千だよ。あんたのとこは百」


㋥社「数は力だ。いくら【ホゲタ】さんが 頑張ったって 無理ってもんだ」



㋢社「なあ、協力しようじゃないか。これも 沖仲仕同士の抗争を 避ける為です」


㋙社「お上の お沙汰に 従いましょうよ。その方が 宜しいと 思いますよ」



㋭組「ほっといてんか。うちはうちで、勝手や。好きにさして もらいまひょ」




*********************

***** 第三五話の1 勧誘 *****

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㋟社「【ゴンゾ】の あんたんとこは、たったの5人。5人ばかしで 何が出来る」


㋥社「【ヂロッチョ】さん 貴方、そんな人じゃない。理も非も、わきまえた お人だ」



㋢社「お上の お沙汰に 従いましょうよ。沖仲仕同士の抗争を 避ける為です」


㋙社「四社に入って、あんたは株主、配当で悠々自適、後生楽に 暮らしましょうよ」




「いやー、それが、そのう 何と言いますか」[ꖴㅗꖴ] 「【K】、お前が しゃべれ」


「えーっ、付いて 来るだけで良いって。言った じゃないですか」⦅⚆˳⚆⦆


「いいから、お前に任す。何とかしろ、お前 口だけは 達者だろ」[ꖴㅗꖴ]


「約束が 違います。社長が 喋って、俺が フォローするんでしょ」⦅⚆˳⚆⦆




㋟社「【ゴンゾ】の、そいつは あんたんとこの 若い者か」


㋥社「会ったら まずは 挨拶しろい。なんて名だ、役は」



㋢社「まあ、脅しなさんな、まだ 洟垂れ じゃないですか」


㋙社「小僧、言いたい事 有ったら、言うてみ」



「ゴクリ、えーと、ですね」⦅⚆˳⚆⦆「ゴンゾ組が 四社に入る 条件が 有ります」



㋟社「なんだとう、小僧、条件だと。おれらを 舐めとんのか」


㋥社「株主に ならせてやるって、云ってんだ。ひとの親切を 何だと思ってやがんだ」



㋢社「ガキには 分かんねーだろが、株主ってな、成りたくても、中々成れないんだ」


㋙社「それを、してやろうってのに 条件だと。生意気な、言って見な。言って見ろよ」


「株の配当を 年3割以上。株価が下がった場合、今の価格で 買い戻す事」

「以上の事を、契約書に 明記してください」⦅⚆˳⚆⦆



㋟社「〇鹿野郎、そんな事出来るか。儲けが出なきゃ、配当出せないだろうが」


㋥社「株価だって、相場ってものが 有るんだ、その時々で 変わるんだよ」



㋢社「そんな事も 知らないのか。何も知らないガキが 出しゃばるんじゃねー」


㋙社「テメーだな、【ゴンゾ】の親分に いらん知恵 付けたのは」


「私共の条件は、今申し上げた通りです。条件が 合わなければ 帰ります」⦅⚆˳⚆⦆



㋟社「待ちな、小僧。お上の お沙汰に背くんんだ。覚悟は出来てんだろうな」


「『【都】での 沖仲仕同士の 抗争はイカン、絶対止めさせよとの お沙汰』

 私共は 沖仲仕同士の 抗争しません。お上の お沙汰を 守ります」⦅⚆˳⚆⦆



㋥社「そのための 四社じゃないか。四社になれば 抗争は少なくなる」


⦅⚆˳⚆⦆「どうでしょう、四社が 独占すれば。競争は 少なく無くなります」



㋢社「競争が 無くなる、抗争が 無くなる。お上の お沙汰通りじゃないか」


「独占禁止法って 法律が有ります」⦅⚆˳⚆⦆



㋙社「お上の お沙汰に 従ってんだ、文句は 有るまい」


「その お沙汰は どこから 出ました?」⦅⚆˳⚆⦆



㋥社「何処って、そりゃ、お前ェ。お役人から・・・」


「お役人って、何方ですか?・・・運輸局からでは 無いのですね」⦅⚆˳⚆⦆



㋥社「それは・・・」(小僧、やな所、聞きやがる。オンタマ先生の名は 出せ無ェ)

  「勝手にしろ。小僧、大人を舐めんなよ。覚悟して置け」



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***** 第三五話の2 【ホゲタ】の九六 *****

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 帰ろうとした【ヂロッチョ】主従の道を 塞いだ奴がいた。

 でっかい鷲鼻と 窪んだ白目の しかめっ面。腹の突き出た 布袋腹。


 【㋭】組の代紋・・・【ホゲタ】の代貸 【ホゲタ】の九六 ‹ರΔರ›



「ヒィ~~。【ホゲタ】の代紋~~~」⦅⚆˳⚆⦆ガタガタ、ブルブル「逃げなきゃァ」


「こりゃ、【ホゲタ】の九六さん。お久しぶりで、ご無沙汰してます」[ꖴㅗꖴ]



「なんの、無沙汰は お互い様や。それより【ゴンゾ】の 良い手下やな」‹ರΔರ›

「四社のやり方に ムカムカしとったんや。胸ェ スッとしたで、おおきに」


「それとな 迷惑かけた【ピスケン】。挨拶に行かすさかい。堪忍したってや」


・・・・・続く

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