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おひとり様で行くファミコンRPG世界冒険録  作者: 橘可憐
2 転移編 1ヤキニック王国
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ステータスを確認してみた

ステータスを確認してみた。


名前

ジョブ

レベル   1

HP    77

MP    53

力    31

素早さ  33

体力   28

魔力   39

運の良さ 15

固定スキル 鑑定 複製


ステータス表記の賢さが魔力に変わっていた。


名前が表記されていないと言う事はこれから自由に決めて良いって事だよね?

職業からジョブに変わっている所を見るとその種類も増えてるって事か?

それに何となくこのステータスを見ると魔術師系かそれともオールラウンダーって感じか?


「ジョブの変更はいつでも自分で出来るわよ」


ルリにそう言われジョブの欄を指でチェックするとジョブの一覧が現れた。


戦士・モンク・狩人・白魔導士・黒魔導士・シーフ・踊り子の7つの他に、半透明なグレーで覆われたナイト・竜騎士・魔剣士・魔導師・パラディン・忍者・賢者・バトルマスターとあった。

グレーで覆われているのはきっと上級ジョブで、条件を満たさないと解放されないのだろう。


思うに前の世界はドラ〇エの世界に近かったけど、今度はF〇寄りになったのかって感じだ。

それにしても、ジョブに忍者がある事に心が躍った。

あんなに憧れた忍者になれるのだ。

そうとなれば、忍者のジョブに近そうなシーフを設定するのは当たり前だよねと思ったけれど、結局全部のジョブをコンプする気満々なら今は武器も無い事だし黒魔導士で魔法攻撃が無難だろうと思い直した。

今は仲間もいる事だし、MP切れで多少使い物にならなくなったとしてもどうにかなるだろう。


殆ど他力本願気味の思考でジョブを黒魔導士に設定した。

すると隣のページに魔法一覧が現れ、ファイア・ブリザド・スリプルと白表示で、サンダー・ポイズン・スタン・ファイラ・コンフュ・デジョン・ブリザラ・サンダラ・ファイガ・ブリザガ・サンダガ・バイオ・キルとグレーで覆われて並んだ。


その内容から何となくやはりF〇系ですかと思いながらデジョンに目をやった。

この魔法はダンジョン内で行きたい階層を指定して戻れると言う説明の魔法だったが、要は一度行った事がある階層なら階層単位ではあるが移動できると言う有能さ。

ダンジョン攻略が大好きなのでこの魔法はできる事なら真っ先に覚えたい魔法だった。


そして使用可能な魔法がずらっと並んだ状況を見て、『魔法はイメージが大事』とか『イメージすれば創造できる』と言った魔法チートは難しそうだと諦めた。


何気に生活魔法は期待していたんだよね。

お風呂に入らなくても済むという便利さや、水や火や明かりに困らない事は野宿生活を強いられるこの先の冒険を思えばとても有難いと思うんだよ。


それに野営に見張りがいらない結界とかも大事だよね。そう言うのも含めてやはりダメなのかとがっかりする。

それでもレベルが上がりさえすれば魔法が使えると言う便利さに不服がある訳じゃ無いので、取り敢えずは喜んでおく。


そして生産系ジョブが見当たらない所を見ると錬金術や鍛冶も無理なんだろうと溜息をつく。

やはりそう言う所がまだまだファミコンRPGって感じだ。


(マジックバックとか賢者の石とか魔剣とか作りたかったな)


そんな事を考えながらアリサは生産系チートも諦めた。

そうなると当然魔道具チートや付与チートも無理で、そして多分テイムチートも無理なんだろうなと考えながら、純粋にこの世界と冒険を楽しむしか無いのかと思うのだった。


名前   アリサ

ジョブ  黒魔導士

レベル   1

HP    77

MP    53(+25)

力    31

素早さ  33

体力   28

魔力   39(+10)

運の良さ 15

固定スキル 鑑定 複製



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