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合流してみた


雪と氷の大地を経由して辿り着いたこの国は、連峰麓にある洞窟に住む種族が作る貴重な武器を各国に売っていると言う様な設定。


港を持たないこの国がどうやって交易をしているかと言えば、あの徒歩での移動は難しいと言われる連峰に街道を作っていた。

もっともその連峰に囲まれているから他国との戦争も無く武器を輸出できているのだろうと思われる。


そしてこのゲームでは特別にこの種族に関して特筆されていないが、今プレイしてみるときっとこの種族がドワーフなのだろうと私は勝手に思っている。


洞窟で採れる鉱石で武器を作っている彼らは、その洞窟に強い魔物が住み着いた事で貴重な鉱石が採れなくなり困っていて、彼等から貴重な武器の供給が無くなり国が困っていると言うイベントだった。


私は勇者では無いので王城に堂々と入り込み王様から直々にクエスト受注はできないが、ダンジョンと化した洞窟に入り込みボスを討伐する事は可能だろう。


それに確かイベントボスを討伐すると貴重なアイテムをドロップした筈で、ボスを倒すと洞窟に住む種族長からも貴重なアイテムを貰えた筈。

何にしても目の前にダンジョンがあるのなら攻略しないと言う選択肢は私には無い。


そう言えば、ひたすらダンジョン攻略を目的としたゲームも一時期流行っていた。

チョ〇ボとか風来のシ〇ンとか色々あったが、私はトル〇コに特に嵌まり込んだ。

空腹に耐えかねカビたパンやくさったパンを食べ、状態異常で体力減らしながらの攻略が何処か妙にリアルで思い通りにいかない所にムキになって夢中になった。


比較的単純明快なゲームだったけど楽しめた。

あの頃のゲームは見るもの聞くものが常に新しくドキドキやワクワクがいつも詰まっていた。


エルフやドワーフに魔獣を仲間にすると言う出会いをくれたドラ〇エに、ドラゴンや精霊達との出会いをくれたF〇、RPGに料理が必要としたテイ〇ズに錬金術の楽しさを教えてくれたアトリエシリーズ等、すっかりシリーズ化されたゲーム以外でも楽しいゲームが溢れていた。


そして私が知人にいまだに自慢にしているのが、ゼ〇ダのノーセーブ一気クリアと金〇ル全股クリアだったりする。

遥〇なるはどうやっても後半日足らずで全股クリアできない悔しさを抱えていたりはするが、最近は自分で納得のいく記録が作れないのだけが残念で仕方ない。


すっかり話はそれてしまったが、まずはフィールドを移動して新規の魔物を倒しマップを埋めながら洞窟ダンジョンへと向かう。


1階と2階は洞窟種族達の生活圏なので適当に話を聞きながらイベントボスが沸いているのを確認し、洞窟種族にダンジョン入り口へと案内してもらう。

何しろ案内無しではダンジョンに入る事が許されないのだから仕方ない。

折角のダンジョンで誰にでも開かれていても良さそうなものなのだけれど、こう言う所が武器を作る為の鉱石を守る設定なのだろうと納得しておく。


何故か当然の様にある宝箱を回収しながらダンジョンを隅々まで探索し、最下層でサクサクっとボスを討伐。

そして洞窟種族の長にボスの討伐を報告し、金の腕輪と言うやたらお高そうなアイテムを貰ってイベント終了。


こうしてこの大陸のマップも埋め尽くし、イベントもあらかた回収できたので次は海上マップを埋めながら各地に浮かぶ島々の探索をしようと決め、転移魔法を使って船と合流したのだった。



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