青い鳥の住む国
青い鳥の住む国は
空高くの雲の上
そこには植物園があり
世の中の全種類の植物が生い茂る
鳥の楽園があるというのです
ぼくは昔、ある人の青い鳥でしたが
その人はぼくの存在を信じてくれなくて
つながりを切られてしまいました
このままではその人の心は死んでしまいます
ですからぼくは
ぼくだけは
その人のそばにいようと思います
思い出してくれさえすれば
ぼくは、今でも側にいます
空高くの雲の上
雨上がりの葉っぱの雫
そんなところに隠れています
ぼくはみなさんの青い鳥ではありませんが
ぼくの仲間たちは
みなさんにも確かにいるのです
そうして、身じろぎしたりしながら今も
そっと肩に乗っていて
みなさんが見つけてくれるのを
待っているかもしれません
詩は、こころを潤したり、癒したり、ほんの少しでも軽くしたりすることができる、そんな力があるものだと思うのです。
私自身はただの人でしかありませんが、これは、青い鳥さんがそう言って欲しがっていたように思いましたので、書いてみました。
そして、隠してみたりします。
やっと仕事…仕事?が終わりました。無茶ぶりすぎるのです。