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途切れた煙の行方  作者: 河童敬抱
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結局、

朝まで僕の家にいたナオキは

軽く感謝するフリをして爆音を鳴らし帰っていた。


一応これでも高校生だ

僕もナオキも支度をして学校へ行く。


僕は朝ご飯は食べない。

なぜか食べると気持ち悪くなるからだ。


僕には妹がいる。

気づいたら中学1年になっていた。

生意気でいつもいらない言葉を投げかけてくる。


ただ中学校の制服を見ると思い出す。

最悪なナオキとの出会いを。


僕とナオキは小学校は違う

お互いに名前も顔も知らない。


中学校は教室が2階と3階にわけられていて

奇数が2階で偶数が3階


ナオキは2階で僕は3階だった。


1日の中で会う機会がなんてほとんどなかったのだが、

休み時間や階段ですれ違ったりしたことがあった。

よく目が合う、ナオキはとても鋭い冷たい目をした少年だった。


入学してしばらくして、

僕は水泳部に入部した。

友達も少しずつできた。


5月の連休明けに僕は初めて女の子から告白をされた。なんだか雰囲気に飲まれてお付き合いをすることになった。

クラスでは誰よりもはやく彼女ができた。

正直なところ

彼女は可愛いと思ったし、ステキな子だったと思う。

ただ、好きだったのかどうかは別としてだ。


自分には他のやつにはいない彼女がいる。

ということ、それが大切だった。


お付き合いといっても

部活おわりに一緒に帰るということしかしなかった。

そんな中

いつものように校舎の外で彼女を待っていると

向こうから大きな声で怒鳴りつけてくる奴がいた。


僕は目が悪いので

よく見てみると

ナオキだった。

あとから他の人から聞いた話だとナオキと同じ小学校の子と僕が付き合い始めたことにイラつきがあったようだ。


そんな事情をしらない僕からしたら

とんだ災難だった。


ただちに戦闘態勢に入り近づいていこうとしたところお互いに止められてその場はおさまった。


僕はナオキを敵認定した。


イライラしたまま帰宅した。


当時僕は12歳でナオキは13歳

水泳部の僕とサッカー部のナオキ

彼女がいる僕といないナオキ


そんな出会いだった。

ちなみにその時の彼女は僕がある日、何か違うと思いふってしまった。


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