彼女の笑顔が僕を狂わせることになりそうだ
丘に登ること。それは主人公・片桐亜津真の毎朝のルーティンだ。今日もいつもの朝を迎えていた。代わり映えのない毎日。そう思っていた亜津真だが、その日の丘にはフルートを吹いていた一人の少女がいた。名前は榎野花夏。亜津真と同じ中学二年生だ。彼らは出会い、そして他愛もない話をする。その中で彼女の見せる様々な表情に亜津真は惹かれていく。別れ際、彼女が見せた笑顔。それをきっかけに彼女に本気で恋をしてしまう。だが、彼女には恐ろしい秘密があって……。初恋に翻弄され、人生が狂わされそうになる一人の男子のお話です。
1. ルーティン
2020/07/26 16:44
2. これが恋というものか
2020/07/26 19:11
(改)