表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/15

7話

遅くなってすみません

楓と恵は今台所にいる

「何作るの?」

「今日はシチューにしよっかな、確か材料もあったはずだから」

冷蔵庫を開けて確認する楓

「うん大丈夫、じゃあ始めよっか、一緒に野菜の皮をむいてくれる?」

「うん」

「そこにピーラーあるから」

「わかった」

恵はピーラーで楓は包丁で野菜の皮を剥き始めた

恵は皮を剥きながらカエデのことを見た

「(楓ちゃんすごいな〜包丁なのに私より剥くの早いな〜)」

楓を見ているとその視線に気づいたのか

「ん?どうしたの?」

「すごいな〜って思って」

「すごい?」

「私、お母さんから少しずつ料理教えてもらってるけどなかなか上達しなくて」

「僕も最初は全然できなかったよ」

「そうなの?」

「うん、最初は杏果さんが作ってくれてたけど、仕事忙しいから僕が作るようにしたんだよ」

「そうなんだ」

「うん、初めは失敗してばかりで杏果さんに迷惑ばかりかけてたよ」

「楓ちゃんも最初は失敗してたんだね」

「うん、最初から完璧な人なんていないからこれからコツコツがんばろ」

それを聞いて恵はまた頑張ろうと思う

「うん!」

「たまになら僕も教えられるから」

「本当に!楽しみ!」

その後も皮剥きは続き

「よし、あとは切って煮込むだけだから休んでいて良いよ」

「わかった」

楓は野菜などを鍋に入れ煮込み始めた


そうしているうちに杏果が風呂から上がって来た

「ふ〜気持ちよかった〜、おっいい匂い」

「あっ杏果さんもうできるのでもう少し待っていてください」

「わかった」

「恵ちゃんも座ってていいよ」

「わかったよ、楓ちゃん」


恵はキッチンからリビングに戻り座って待っていると杏果が前に座った

「ねぇ、恵ちゃん」

「はい?」

「楓ちゃんの友達になってくれてありがとうね」

「え、あ、はい」

「楓ちゃんはね、おねぇちゃん、楓ちゃんの両親がなくなってふさぎ込んでしまってね」

「はい」

「それまでは、友達もいたんだけどそれ以来誰とも話さなくなって笑顔も見せなくなってね」

「・・・」

「だから、恵ちゃんと会ってか、今日も帰って来たときあんな笑顔を見せてくれたとき内心驚いてしまってね」

「・・・」

「これからも、友達でいてあげてね」

「はい!!」

恵は満面の笑みで答えた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ