6話
投稿が遅くなってすみません
恵と距離が縮まった後は学校で配られた課題をやり始めた
「ねぇ、楓ちゃんここってどうやるの?」
「ん?ちょっと見せて」
と言い楓は恵が指している部分を見た
「あ〜ここはね、これをこうしてここに代入して後はここに書いてある公式を使えば溶けるよ」
「あっほんとだ!ありがとう!楓ちゃん!」
「どういたしまして」
「楓ちゃんの教え方うまいよ」
「そうかな?」
「うん」
恵も決して頭が悪いわけではない、順位では上位20人の中に入っている
一方、楓は周りにはあまり知られていないが上位5人の中に入っているのだ
楓は時計ををみる
「もう夕方だよ」
「え….本当だ!」
「ん?」
楓は何かに気づいたのか窓の方に行きしまっていたカーテン開けると雨が降っていたそれも豪雨だ
「うわ〜すごい降ってる」
「帰りどうしよう」
そう言っている恵に
「あ、あの」
「どうしたの?」
「も、もし恵ちゃんが良かったら家泊まっていく?」
「え…」
「い、いや嫌なら恵ちゃんの家まで送って…」
「いいの!」
一気に恵が迫ってきて楓は驚いた
「う、うん、この中帰っていくのは危ないし」
「でも、大丈夫なの?」
「うん、それにそろそろ…」
楓が言おうとした所に
「うわ〜濡れた濡れた」
楓は立って玄関に迎えに行った
「お帰りなさい、杏果さん」
「うん、ただいま楓ちゃん、知らない靴があるけどお客さん」
杏果は服に付いた水滴を払いながらいった
「うん」
リビングから恵が来た
「えっとお邪魔しています、楓ちゃんの友達の高坂 恵です」
「楓ちゃんの友達…..そっか」
「??どうかしましたか?」
「いや、これからも楓ちゃんと友達でいてあげてね」
恵は満面の笑みで
「はい!」
「杏果さん、このまま恵ちゃんを泊めてもいいですか?」
楓がそう言うと杏果は何を思ったのかニヤニヤし始め
「ほほう、まぁ楓ちゃんも男だからねぇ〜」
なんのことを言っているのだろう??と楓は首をかしげる
恵の方は少し頰を赤く染めている
「まぁ泊める分には全然構わないわよ、この天気じゃ帰るのも危ないしでも、ご両親には連絡するのよ」
「はい、ありがとうございます」
「じゃあ私は、濡れちゃってるから先お風呂入るわね」
「はい、わかりました」
杏果は洗面所に行った
「じゃあ、ご飯作ろっかな」
「あ、なら私も手伝うよ!料理はあんまりしたことないけど簡単なことならできるから」
「え、でも悪いよ」
「いいの!こんなにお世話になってるんだから」
「そ、そう?なら手伝ってもらおうかな」
「うん」
二人は台所に向かった