5話
すみません、サークルなどが重なり遅れてしまいました
楓と恵は楓の住むマンションの前まできていた
「ここです」
「やっぱりここ大きいね」
マンションを見上げながら言う
「まぁまだ築10年ちょっとだからまだ新しい方ですね、じゃあ行きましょうか」
と楓はマンションに入っていくそれに続き恵もついていく
エレベーターに乗り楓の住む部屋がある7階押す、程なくして7階につき歩き出す
「ここです」
ドアの横の表札には『如月』と書いてあった
そこで恵は気になったことを聞いた
「あれ?楓ちゃんって苗字『宮園』だよね?」
「あ〜、それは母の実家の苗字ですよ、ここは一応杏果さんが住んでいるところですから表札は如月になっているんです」
「それで苗字が違ったんだ」
「はい、では中に入ってください」
「お邪魔しま〜す」
「どうぞ」
玄関で靴を脱ぎリビングに向かう、そしてリビングに着くと
「ここで待っててください、着替えてきちゃうので」
「うん」
楓は一度リビングから離れた
その間恵はリビングを見回していた、そうしてると不意にあるものが目に入る
それは仏壇だった、近くに寄って見てみるとそこには夫婦であろう人が二人の写真があった
「(これって)」
と思っているとリビングのドアが開いた
「「あ」」
「えっと、ごめんなさい勝手に」
「いえ大丈夫ですよ」
「楓ちゃんこの人達って」
「はい、僕の両親です」
「綺麗な人….」
僕のお母さんを見てそう言ったのでろうと思い
「ありがとうございます」
「楓ちゃんにそっくりだね」
「まぁよく近所では姉妹ですかって聞かれたこともありましたからね」
そう何故かよく僕とお母さんを見て歳の離れた姉妹に見えたのか「姉妹ですか」と聞かれたことが多々ある
その雰囲気を変えたかったのか楓は
「さて、何しましょうか」
恵も考え始める、少しして何か思い出したかのように
「そういえばさ、楓ちゃんずっと敬語だよね」
「え?」
「まだ、話し始めて一日目だけど私と楓ちゃんはもう友達だから敬語だめ」
「いや、えっと」
「いい?」
恵に詰められ楓は俯く
「その、今までと、友達とかいなくて僕えっと見ての通り根暗みたいな見た目で暗いですしコミュ障ですし、ただでさえこんなんだったのに親がなくなって殻にとじこもちゃってだから、距離感がわからなくなっちゃって」
「でも!恵さんが友達って言ってくれて嬉しかったです!なので、少しずつ直していくので、あの、その、め,恵ちゃん」
「……]
恵に反応がない
「も〜!楓ちゃん可愛すぎ!うん、いいよゆっくり慣れてこ!」
「は、わかった」
「うんうん!」
こうして楓と恵の距離は少しだが近づいた