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3話

すみません、投稿が遅れてしまいました

昨日のハプニングがあって次の日の昼

楓は今も引きずっていた

(見られたよ〜よりにもよって同じクラスの高坂さんに)

後々顔を思い出して見たら同じクラスの子だったと思い出ししかも学校ではアイドル的存在で人気もある高坂 恵だと

(ううん、もう忘れよう!早くご飯食べて勉強して忘れよう!)

カバンからお弁当をとって机の上に広げようとした時

「ね、ねぇ〜宮園くん」

ビクッ!

不意に前から声を掛けられた

誰かと見て見ると今最も避けたいと思っていた高坂さんだった

クラスメイトの人たちも驚いている

あの高坂恵があのクラスで一番近寄りがたい宮園 楓に声を掛けているのだから

「な、何?」

今まで誰とも関わらず一人でいた楓には誰かと話すと言うこと自体苦手である

「き、昨日のことなんだけどさ」

ここでクラスメイトたちの心は一つになった

((昨日のこと!!まさか!!))

「えっあの・・」

「話があるから昼一緒に食べよ?」

「えっとはい」

このまま注目されるのが嫌だったので楓は了承した

「ごめんね、あや今日は宮園くんと昼食べるね!」

「わかったわ、頑張ってらっしゃい!」

何が!?ってうおっ!

楓は恵に引っ張られ教室を出て行った


場所は屋上ここには生徒一人いない

「あ、あの高坂さん」

「あっごめん!」

「い、いや大丈夫」

「それでね、宮園くん」

「は、はい」

「昨日はごめん!」

「ひゃい!」

いきなり声を上げられたのでビックリして噛んだ楓

「盗み見るつもりはなかったんだけど」

「・・・したか?」

「ん??」

「昨日の全部見ましたか?」

「え、え〜っとうん」

「〜〜〜〜〜〜っ!」

楓は顔を真っ赤にして俯いた

その顔を真っ赤にした楓を見て

(か、可愛い!)

「宮園くんいつもの雰囲気がなくて髪の間から見えた顔もとっても可愛かった!」

「〜〜〜っ!」

「何でそんな可愛い顔隠してるの?」

「恥ずかしいからです」

楓は目を逸らしモジモジしながら答えた

その可愛い仕草で耐えられなくなった恵は

「〜〜〜〜っ!もう無理!宮園君可愛い!」

楓に抱きついた

「あああの!」

「ねぇ宮園君これから楓ちゃんって呼んでいい?」

「ちゃ、ちゃん付けは」

「え〜こんなに可愛いんだからいいでしょ〜」

抱きついたのでは飽き足らず撫でてきた

「〜〜〜〜〜〜〜っ!わ、わかりましたから!」

「えへへ〜♪ありがと!私のことも恵って呼んでね♪」

「わ、わかりましため、恵・・さん」

早くこの状況から抜け出したいのか楓は渋々了承した

「ね〜楓ちゃん」

「な、何でしょう?」

「顔ちゃんと見せてくれる?」

「い、嫌です!恥ずかしいです!」

「見せてくれないと休み時間終わるまでずっとこのままでいるよ?」

「〜〜っ!」

「見せて?」

「わ、わかりました」

そう言うと楓は前髪を上げた

そこには

「!?」

顔は『可愛い』というよりは『綺麗』であり奥ゆかしくて大和撫子を体現したような美少女もとい楓がいた

しかし、今はその顔も真っ赤にしていて可愛いのである

「・・・・」

「??」

恵が固まっていることにどうしたの?と言うようにキョトンと傾げた

「〜〜〜〜〜〜〜っ!可愛い〜〜〜〜〜!」

抱きついていた恵がさらに強く抱きついてきた

「むぐっ!」

挙げ句の果てには頬ずりまでしてきた

「や、やめてください!」

「もう!楓ちゃん可愛い!」

「ひゃっ!」

「ねぇ〜楓ちゃん」

「な、何ですか?」

「私ね、楓ちゃんのこと大好きになっちゃった♪」

「!?」

面と向かって言われたのが恥ずかしく俯いた楓

その行動も恵のご機嫌をあげていきこの後、チャイムギリギリまで恵に愛でられるのであった


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