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2話

不定期になってしまうかもしれませんがなるべく日曜日に投稿しようと思います

翌日

今日は午前で学校も授業が終わりいつもの帰り道を歩いていた

その道には公園がありその公園の前を通った時不意に声が聞こえた

「にゃ〜♪」

その方向を見ると子猫がいた

「・・・」無言で近づく楓

猫の近くに行くとしゃがんで手を叩いて

「こっちおいで〜」

猫に言う

そう楓は大の動物好きで特に猫は好きなのだ

そうしていると次第に猫が楓のところに近づいてきた

そして猫が楓のところに着くと楓は猫を持ち上げて公園にあるベンチのところまで持っていき座ると猫を自分の太ももの上に乗せた

そして猫の頭を撫でる

「えへへ〜、可愛いな〜君」

楓の顔は前髪でほとんど見えていないが口元は緩んでいて髪と髪の間から見える顔は綺麗で前髪がなければ多くの人を魅了するであろう笑顔

猫の方も楓の撫でが気持ちいいのか目を細めている

その可愛らしい顔に耐えられなくなった楓は猫に頬ずりをした

猫の嬉しいのか楓の顔を舐める

「やめてよ、くすぐったいよ〜」

猫と楽しく戯れていると

「キャっ」

ガサッ

と音が聞こえた

ビクッとなる楓

そしてその方向を見て見ると一人の楓と同じ高校の制服を着た少女がいた

「「あっ」」

二人は見つめあって固まっていた

一、二、三と何秒たったかわからないが先に行動を起こしたのは楓であった

楓は今の猫と戯れていたのを見らていたと言うことに気づいたのか顔を真っ赤にし猫を即座に退かし走って逃げていった

「あっちょっ・・」

何か声が聞こえたが気にせず家まで走った

(〜〜〜っ!見られた〜!しかも同じ学校の人に!)



side少女


私は今ある男の子に逃げられてしまった

その男の子の名前は宮園 楓君

最近私が気になっている人だ




今日、学校は午前中に終わり帰りのHRである

私こと高坂こうさか めぐみは親友である山下やました 彩乃あやのと話している

「聞いたよめぐ、また告白されたんだって」

恵は顔は整っていて髪の毛は肩までのセミロング勉強もできて運動もできる

学校では同級生はもちろん先輩後輩にも人気があり告白も多々ある

「え、いや、うん」

「それで返事は?」

「断ったよ」

「やっぱりか〜、全くいつになったらめぐに春が来るのか」

「もういいじゃん」

「めぐは好きな人いないの?」

「え〜っと今はいないかな」

『好きな人』と言う言葉に少し反応してしまい彼宮園くんほうを見てしまった

宮園くんはいつも一人である

入学した時からずっと一人で昼休みは昼ごはん食べた後は勉強か本を読んでいる

誰も話しかけようとしないなんと言うか一匹狼で顔も前髪で隠れていて何を考えているかわからない

けど、私はなぜか気になるこれが恋なのかはわからない

視線をあやに戻すとニヤニヤしていた

すると周りには聞こえない声で

「もしかして、宮園くんかな?」

「い、いや違うよ、なんと言うか気になると言うか」

「ほうほう」

またニヤニヤし始めた

それに耐えられなくなった恵は

「ほ、ほら先生くるから」

「はいはい、めぐは可愛いな〜」

あやは自分の席に戻っていった

その後先生が来てHRがやり下校となった

そしたら、あやが来て

「ごめん、今日部活があるから」

「わかった、また明日ね」

と彩乃に言い下校をしようとした時ふと視界に彼の姿が入った

彼も今下校するところだ

恵は楓のことが気になり後をつけた


歩くこと数分彼はある公園の前で止まり公園の方を向いていた

何かと見て見ると子猫がいた

彼はその猫に近づくと持ち上げベンチの方まで行った

そうすると撫ではじめた

「えへへ〜可愛いな〜君」

そこには学校では絶対見せないであろう楓の笑顔があった

前髪で全体は見えないがその顔は整っていて女の子と間違えそうなくらい可愛い

(あれが宮園くん!?か、可愛い〜〜〜〜〜!)

楓の顔に夢中になり足元が見えておらず段差に気づかず

「キャっ」転んでしまった

楓もこちらに気づいて固まっている

すると楓が顔を真っ赤にして逃げてしまった

「ちょ、まっt・・」

行ってしまった・・

(き、嫌われちゃったかな〜、どうしよう〜)

少し考えた末

(よし!明日昼ごはんに誘って謝ろう!)

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