神のまにまに
ーーーかつて、我々は『神』だった。しかし、欲に溺れ、争い、無辜の民を襲い、信じられるべきであるヒトから、恐れられ、怖がられ、やがて、忘れられ、そうした果てに待っていたのは、終わることのない罪の刻印『妖怪』としての存在であった
ヒトを殺し、嬲り、苛め、やがて厄災と為った『妖怪』は、やがて深く後悔し、己を戒め、一族を戒め、全てを戒め、存在としての根幹を変えようと足掻く。それでも、かつての同胞『神』は、赦さない。一度堕ちた者達を信じるほど甘くはない。しかし、情けがない訳ではなかった。
そして、善行を積もうと『妖怪』は、かつて虐げてきた存在を救う努力を始めた。しかし、人間の世界に介入できる術がない。だがそれをしなければ、意味がない。贖罪を、贖罪を。皆が善性に為らねば意味がない。人間界に介入出来ないのは分かりきっている。だが、やらずにはいられない。一人、また一人と試みる。すると、不可能なはずの介入は、限定的な形で皆が行えた。奇跡だ。奇跡だ。飛び交う奇跡という言葉に皆が震えた。涙を流す者もいた。だが、本当は皆が分かっている。言葉にしてはならないことも分かっていた。なぜなら、
これは、奇跡などではなく、『神』の思し召しなのだからーーー
どーせ誰も読んでないし適当に3分で書いてやったわ!がはは!