6話
=「空飛ぶペンギン」のターン=
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんでまた同じ展開の繰り返しなんだ・・・・・
仕方ないので、物語を進めていくことにした。
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勇者「恐らく、敵はもう我々が動きだしたことに気付いているだろう、、、」
道化「まぁ、それもそうでしょうネェ♪何て言ったってこのアーサー四世御一行様が動いたんですかからァ♪」
女戦士「そうよね!私達が何かしようとすると国中がいちいち騒ぎ立てて、、、いつも大きくなっちゃうんだもん」
魔法使い「…ハァ。全く何が楽しくて一人で会話しなくちゃいけないんだよ……」
剣士「仕方ないだろ。全部俺なのに考えることが違うんだからよ。」
そうなんだ。
俺達は中身は同じ俺だが、思考はバラバラというややこしいことになっている。
だから、同じ俺同士なのに喧嘩もする。困ったものだ。
さて、さっきの会話にも出てきたように、俺達は魔王討伐の為、立ち上がったアーサー四世御一行様だ。
数百年間、友好関係にあった人間界と魔界の関係が、ここ1、2年の間は境界付近での紛争が絶えず、更にこの1ヶ月では国土侵略まで行うようになった。
我々は魔界王(魔王)に「これ以上勝手な行動は慎むように」という警告を出してきたのだが、侵略はおさまるどころか、悪化するばかりなので、ついにこのような作戦に出たのだ。
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