8話 父の頼み
俺たちは地上に行くことになった。仲間たちは各自準備している。俺は準備を終えた後、お父さんのところに向かった。
「お父さん。俺地上に行きます。」そうお父さんに報告した。
「そうか。地上に行くのは厳しぞ。なんたってな50階に6神龍の1人、不死竜フェニスがいるからな。」知らなかった。竜がいるのは聞いていたけど名前までは。
「そんなすごいのが、いるんですか。」
「そうだ。気を抜くなよ。俺はお前に死んでほしくはない。」そう言った。
「そうだ!地上に行くなら渡して欲しいものがあるんだ。ちょっと待っていてくれ。」そういい部屋の奥に行った。
「これをな、地上に出てまっすぐ行ったところにある、街の城にいる人に渡してくれ。『12聖王神』からといったらいいはずだ。」そういい手紙を俺に渡した。
「わかりました。その『12聖王神』とはなんですか?」
「それはその時のお楽しみだ。」そう楽しそうな声で言われた。
「それでは行ってきます。」
「おう。生きて帰ってこいよ。」俺はお父さんに手をふった。
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ダンジョンの前俺がついた時にはみんな集合していた。
「遅れたか?」
「いや大丈夫だ。それじゃみんな行くぞ。」
俺たちが地上に行くためのダンジョン攻略が始まる。