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カウントダウンイセカイタイム  作者: あおいろ
23/27

第23話 〜衝撃討者〜

YouTube始めたせいで、全く投稿してなかったです。すいません。

俺が傷だらけのままギルド内に戻ると、何やら雰囲気が変わっていた。

さっきよりも静まり返っているか…?


「リアさーん」


俺がそういうと、ギルド内の全員がこちらを向いてきた。俺は、お前ら全員[リア]なのか?と言いたくなった。


「おい、あいつが…」

「あぁ、衝撃討者(インパクトスレイヤー)だ…」


インパクトスレイヤーとか言われたけど、俺じゃないよな…?

インパクトスレイヤーって何だ…?

異名みたいなもんか?

にしても厨二っぽいなその異名…


そんなことを思っていると、リアがここまで来た。


「おかえり衝撃討者(インパクトスレイヤー)。って、傷治ってないけど!?」

「あぁ。少し混んでいて、次の治療まで時間がかかりそうだったので、(大嘘)ははは………今何て言いました?」

「え?いや傷が…」

「違います。その前です」

「あぁ、インパクトスレイヤーのこと?」


その異名俺だったのかよ…その厨二心すぐずられるような名前は…

俺あっちの世界では中二だったから、今全盛期なんだよ。

いや、そんなことより、


「その変な呼び方、一体何なんですか?」

「それも含めて、少しあそこで話しましょうか。」


そう言うと、リアさんはギルド内のとあるテーブル席に指をさす。


「了解です」


俺がそう言うと、2人はその席まで移動した。

───────

「で、その俺の異名は何なんですか」

「さっき倒したドラゴンが、花竜(ブルーム・ドラゴン)ではないことは、流石に分かるわよね…?」

「あぁ、はい」


やっぱり、あのドラゴン、ブルームドラゴンじゃなかったみたいだな。

正直、初めての戦闘だったせいで、敵のレベルの基準が分からなかったため、1割くらいだが、もしかしたらブルームドラゴンだったのかもしれないと思っていたのだ。

リアは再度話し出す。


「で、さっき倒したドラゴンは、衝撃竜(インパクト・ドラゴン)って言うの。」

「あぁ、確かに、ブルームドラゴンよりは強そうな名前ですね…Cランク適正くらいだったのでしょうか」

「Aだね」

「あぁ、Aですか。Aは強いな。そっか、あのドラゴンAなんだな。…Aか…………A…?」


この一瞬で5回もAと言ってしまったぞ?

え?Aって、災害級じゃなかったか…?

俺は確認する。


「いや、嘘ですよね?」

「Aの中でも、下の方ではあるわ」

「あ、そうなんだ。だったら俺たちでも…なんてなるわけないでしょ。災害級なのには変わりないじゃないですか!」

「その通りよ。だからインパクトスレイヤーなんて呼ばれているのよ」

「倒してもいないんですよ?捕獲しただけですし、リアさんが強かったおかげですよ。僕ら、マジで異名付けられて良いような強さじゃないんですよ…」


1つのギルド内の席で、口論が始まっていた。

その席では、様々な意見が飛び交っていたが、いきなり静まり返った。

きっと、呼吸でもして落ち着いたのだろう。


「…とりあえず、変な異名の訳はとりあえずわかりました。それと、あの時は助けていただき、ありがとうございました」

「いいよ!全然気にしなくて!冒険者なんて助け合いなんだから。死なせたくないじゃん?」

「…そうですね、何個か質問させて貰って良いですか?」

「?…いいけど」

「あの時、なぜ捕獲ケージを使う選択をしたのですか…?」


俺は息を飲んで答えを待つ。この人は、()()()()なのだろうかと。

リアは言う。


「…あのドラゴンを死なせたくなかった」


その言葉を聞いた俺の心に、小さい光が差し込んできたような気がした。

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ

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