第19話 〜女神〜
3月2日
日間短編ハイファンタジー
ランキング28位【劣等勇者】
そちらも是非見てください
アオイはとてつもないオーラを放っている。さっきまでとは比べ物にならないほどに。
しかし、俺にはわかる。あの状態は極わずかしか維持出来ないはずだ。
ただでさえ全く引き出せない神力を無理に引き出しているという状態なのだ。
俺の予想では、持って10秒。
10秒で、このドラゴンを倒せるのか…?
「頼むぞ…女神…」
そういえば、俺は矢のせいでずっと宙に浮いている状態だったな。
俺は服に刺さっている矢を木から抜いて、地上に着地した。
すると、女神は言った。
「速攻終わらせる!」
そして女神の周りには、光…いや、雷の粒子がいくつも現れた。
その雷の粒子が、均等に3箇所に集まっていく。
3つの雷玉が現れた。
「雷連撃」
アオイがそう言いながら、ドラゴンの方を指さした。
指の先にいる敵に向かって、3つの玉は順番に突撃していく。
1つ目の雷玉が、ドラゴンの目を攻撃した。
視界を奪った後、2つ目の雷玉がドラゴンに直接攻撃した。
相手が痺れている。
「ガァァッ!」
ドラゴンが叫んでいる。3つ目の雷玉は、ドラゴンの空いた口の中に入って言った。そして、こもった音がドラゴンの中から聞こえてきた。
内部での爆発と言った所か。
…いや強くね?
結構えげつない攻撃するなこの人。
とりあえず、アオイさんにお礼を言うとするか。
俺はアオイさんの方を振り向いた。
「アオイさん、ありがとうござい…ま…」
アオイは倒れていた。
まずい。無理に力を行使しすぎたのか…?
死んでないよな…?
俺は…俺のせいで…死なせるのか…?
俺は近くによって、安否確認をした。
「…逃げて…ハヤト…」
アオイさんは生きてた。俺はほっとした。
しかし、逃げてとはいったい…
「…作戦はほぼ失敗…神力の1割程度しか練れなかった…今は一時的に痺れさせただけ…多分しばらくしたらドラゴンも動き出す」
嘘…あれで1割…しかも倒せないのか…
「いや、ありがとうございます。とりあえず、逃げましょう。運びます」
俺はそう言うと、アオイさんを背負った。
そしてすぐに逃げ出す。
戦闘って、本当に命懸けなんだな。俺はそれを肌で感じた。
「ガ…アァツ!」
…嘘…だろ…?
ドラゴンは予想を超える速さで回復した。
「…悪いアオイさん。無理そうだわ…」
俺は膝から崩れ落ちた。
あぁ、もう終わりだ。
俺達にはもう、こいつに攻撃を当てる力すらもう残ってない。
あぁ、暖かい。
なんでだろうか。
温もり…っていうより、殺気…?
てか、熱くね?
背中からすごい熱気が…
そう思い、後ろを向くと、謎の少女が弓を引いている。
あれは…火矢?
火矢の熱でここまで熱気を感じるのか?
謎の少女は言う。
「伏せて!」
基本12時投稿なのに全く12時に投稿してない戦犯ですどーも




