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第八話 放課後

その日の放課後…


俺は図書委員の放課後開放が終わり、教室に荷物を取りに行ったときだ。


教室の中で何かのやりとりが行われていた。


窓から見ると里奈と…飯野?しかし何でまたアイツが…


とにかく、様子を窺うしかないな…

「どうしたの?」


「えっ」


しまった。後ろにまさか女子がいるとは…


同じクラスの図書委員の…完全に忘れてた。俺ただの変態じゃん


「どうかしたの?」


「あ、いや、えっと、あれ、あの」


「はっきり言ってよ!」


「いえ、そのいやほんとマジすいませんほんと」


「…何なの?私の事が、嫌いなの?」


「いやそういうわけじゃないんですよ、あのあれです」


「?」


「…」


「フン、鍵は戻しといたから、帰ったら?」


「それがあの教室に荷物があるんですよ、それで」


「入ればいいじゃない。ほーら!」

ドンッ


背中を押され、教室に入った。


そして二人とも俺を見た。


明らかに取り込み中っぽい。

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