第十二話 零の日常と心
あーマジ何なんだよ、やっぱ『お前のようなコミュ障等に頼っておられるか!』とか思われたのかな
いやー、しかも遅くなっちゃったし、まあいいか、『図書委員だったんすよー』って言えばいいよな。うん。
なるべくすました顔で入れば大丈夫だろ。うん。
「ただいまー」
「お兄ちゃん!どこほっつき歩いてたの!」
「あーいや、図書委員っていうのがありましてね」
「嘘つき!さっき同じ図書委員の人から連絡入ったんだよ!」
クソ、面倒なことしやがって。
「ええとー」
「こんなに遅いし…心配したんだよ?」
「ああそうか」
「ああそうかですって?嘘つき!お兄ちゃんの嘘つき!ユーライアーライアー!もう信じられないや!」
何故に〇'z。
「…もしかして…」
「な、何でしょうか…?」
「彼女とか作ってないでしょうね…」
「いねーよ。女友達すらな。」
「嘘つかないで!この嘘つき!」
「うるっさーいなー、もういいじゃん俺寝るわ」
「今日お母さんもお父さんも仕事だからって、あんま調子乗ってるとチクるからね!」
「あっそ」
「ご、ご飯食べないの…?」
「いらね」
「…そっか…私の事嫌いなんだ…」
「そういうわけじゃないけど」
「じゃあ食べてよ」
「面倒な奴だなーしょうがない、食うよ食えばいいんだろ」
~~
ベッドの中で、自問自答をしてみる。俺は…どうしたいんだ?
わかんないっすねー、実際。
今まで女子全体に良いイメージは持っていませんでしたから…
でも…里奈は…
この気持ちは何なんだ?もう全然こんがらがって、何が何だか分からない。
これが…
好き っていう感情なのか?




