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醜聞侯爵家の契約妻ですが、義娘が指差す先に宝が湧く世界でした

若き侯爵エルンストは「平民を孕ませ、赤子を取り上げて追い出した」と囁かれ、社交界の断罪待ち。没落寸前の伯爵家を支援する条件で、伯爵令嬢セシリアに“契約結婚”を持ちかける。役目は赤子の母。愛せる自信はない——そう思っていたのに、義娘リィナに対面した瞬間、世界が反転する。リィナは笑って“ここ!”と指を伸ばした。そこは干上がった畑の端。掘ると清水が湧き、土地の魔素が整う。翌日、古い倉庫を指すと、王朝初期の地図と薬草種が見つかる。彼女の“指さし”は宝の在処だけではない。隠された道、壊れた絆、必要な人材——失われた“縁”まで引き当てる。セシリアは母として抱きしめ、記録し、段取りする。エルンストは冤罪の真相を追い、領地を守る。断罪の舞台が整えられるたび、リィナの小さな指先が台本を書き換える。今日も「ここ!」で一つ救われる。育児の時間が、国の未来になる。家族の形を問い直しながら“宝”を掘り当てるスロー×内政×ざまぁの大逆転劇。

主要キャラ

・セシリア:伯爵令嬢→契約妻→“実母”の覚悟形成。記録魔&段取り名人。
・エルンスト:悪評の侯爵。冷徹に見えて家族ガチ勢。剣より整備。冤罪の鍵を握る。
・リィナ:義娘(0〜1歳)。「ここ!」「まんま」等の単語で世界を書き換える“指さしの祝福”。
・フーゴ:家令。現場監督。ツッコミ担当。
・ミランダ:侍女長。母目線の助言役。
・ヴァルナ侯:敵。醜聞を流した黒幕候補。資源利権を狙う。
・もふ枠:仔山羊ピピ——リィナの“指さし”にだけ反応して道を先導。
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