ダンジョンマスターの力を使ってみようっと
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
DP使用ウインドウ
・スキル解放
・ダンジョン機能拡張
・加護付与
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(たぶんだけど・・・DPを使ったらこの3つのことができますよってことかな。とりあえずこんなときはヘルプ先生だろ。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スキル解放
【意味】
適正とパラメータなど、いくつかの条件を満たしているスキルを解放すること。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダンジョン機能拡張
【意味】
自身のスキルをダンジョンに付与することで、スキルをDMスキルへと拡張すること。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加護付与
【意味】
眷属に対して加護を与え、強化を行うこと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(やっぱなんかいろいろできそうだな。まあとにかく、こういうのは実際に試してみるのが一番だろ。まずはスキル解放から、と。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スキル解放
【解放可能スキル】
・土魔法 Lv.1(解放条件:魔力20以上、土魔法適正 消費DP:100)
・水魔法 Lv.1(解放条件:魔力20以上、水魔法適正 消費DP:100)
・光魔法 Lv.1(解放条件:魔力40以上、光魔法適正 消費DP:200)
・MP回復 Lv.1(解放条件:MP300以上 消費DP:200)
・MP消費軽減 Lv.1(解放条件:MP300以上、知能30以上 消費DP:300)
・魔力感知 Lv.1(解放条件:魔力30以上、知能30以上 消費DP:200)
・意思伝達 Lv.1(解放条件:知能50以上 消費DP:200)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(よくわからんが全部解放だな。まだDPには余裕あるし。おおっ!魔力感知を解放した瞬間なんか感覚が!!そうか、これが魔力か・・・。前からあった器官・・・触覚みたいに体によく馴染む。なるほど、DPを消費することで条件を満たしたスキルを手にいれることができるのか。こうやってDPを使っていけば異世界を見て回ることもできるようになるかもな・・・。そんじゃあ次はダンジョン機能拡張、と。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダンジョン機能拡張
【拡張可能なスキル】
・ダンジョン内吸収(付与スキル:吸収 消費DP:1000)
・アイテム自動生成(付与スキル:合成 消費DP:1000)
・眷属成長促進(付与スキル:成長 消費DP:1000)
・マッピング(付与スキル:土魔法 Lv.1 消費DP:1000)
・水分感知(付与スキル:水魔法 Lv.1 消費DP:1000)
・光源感知(付与スキル:光魔法 Lv.1 消費DP:2000)
・眷属MP自動回復(付与スキル:MP自動回復上昇 消費DP: 4000)
・眷属MP消費軽減(付与スキル:MP消費軽減 消費DP:6000)
・ダンジョン内魔力感知(付与スキル:魔力感知 消費DP:2000)
・アナウンス(付与スキル:意思伝達 消費DP:2000)
・眷属魂再生(付与スキル:魂再生 消費DP:2000000)
・ダンジョン内人物鑑定(付与スキル:ステータス 消費DP:1000000000)
・ヘルプ使用権限貸与(付与スキル:ヘルプ 消費DP:1000000000)
・ダンジョン内自動翻訳(付与スキル:異世界言語 消費DP:1000000000)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(自分が持ってるスキルの効果をダンジョン全体に適用する・・・みたいな解釈でいいのか?うーん、急に消費DP増えたな。というか最後の3つありえんだろ。くそーいつか絶対とってやるからな。まあ、とりあえず今はとれるやつだけとっておくか・・・よし、じゃあ次は加護付与だ。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加護付与
【選択する順番をお選びください】
・眷属から選択
・スキルから選択
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(まあとりあえず上からいってみますか。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加護付与
> 眷属から選択
【付与を行う対象を選択してください】
・スアナアリマキ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(おぉ!?さっそく眷属がいるのか!!おれってたぶんこっちの世界ではまだ産まれたばかりなんだよな?うぅむ、ダンジョンマスターになった瞬間に1体はこういうやつがついてくるのかな?)
このスアナアリマキは実は、ついさっきまで創馬の樹液をちゅーちゅー吸っていたアブラムシであった。謎の声に従って繰り返した言葉が眷属化のトリガーとなっており、吸われていた樹液を代償にこのアブラムシを眷属とすることに成功していた。ちなみにただでさえ少なかったHPが2まで減っていたのはそのためである。眷属となったスアナアリマキは主へと攻撃することができなくなったため、現在別の場所に移って他の木の根を吸っている最中だった。
(まあいいや。このスアナアリマキってやつに試しになんか付与してみるか。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加護付与
> 眷属から選択
> スアナアリマキ
【付与を行うスキルを選択してください】
なし
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ガッデム!!なんてこった!!これはこいつに付与できるスキルがないってことなのか?くそー使えないやつだな。ハズレ引いたか?そもそもこのスアナアリマキってなんなんだ?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スアナアリマキ
【意味】
アリの巣に住む昆虫。アリマキの一種。植物から樹液を吸い、甘い蜜を排出する。蜜を対価にアリから安全な住処を得る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(くそ!!なんだよ虫かよ!!ってかここアリの巣?もしやダンジョンってそういうこと!?なんだよー、もっとすげーの期待してたわー。はあ・・・まあ、虫じゃあ与えられる付与もないか・・・順番変えても関係ねーよな。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加護付与
> スキルから選択
【付与するスキルを選択してください】
・吸収 Lv.1
・合成 Lv.1
・成長 Lv.1
・土魔法 Lv.1
・水魔法 Lv.1
・光魔法 Lv.1
・MP回復上昇 Lv.1
・MP消費軽減 Lv.1
・魔力感知 Lv.1
・意思伝達 Lv.1
・魂再生 Lv.1
・ステータス
・ヘルプ
・異世界言語
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ん!?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加護付与
> スキルから選択
> 吸収 Lv.1
【付与を行う対象を選択してください】
なし
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(うん。まあそうだよな。順番変えただけで付与できるようになるわけないか。でもスキルの付与って自分が持っているスキルを眷属に覚えさせられるって機能なんだな。)
(最後にもっかいステータス確認するか。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ステータス
【基本情報】
名前:御神苗 創馬
種族:木(転生者、異世界出身者)
職業:ダンジョンマスター
【パラメータ】
レベル:1(Exp:0/25)
HP:2/6
MP:452/452
攻撃力:0
防御力:1
魔力:42
耐性:2
敏捷:0
知能:51
DP:97,977,704
【スキル】
吸収ex Lv.3、合成 Lv.2、成長 Lv.1、土魔法 Lv.1、水魔法 Lv.1、光魔法 Lv.1、MP回復 Lv.1、MP消費軽減 Lv.1、魔力感知 Lv.1、意思伝達 Lv.1
【祝福】
魂再生 Lv.MAX、ステータス、ヘルプ、異世界言語
【DMスキル】
ダンジョン内吸収、アイテム自動生成、眷属成長促進、マッピング、水分感知、光源感知、眷属MP自動回復、眷属MP消費軽減、ダンジョン内魔力感知、アナウンス、眷属魂再生、眷属化
【眷属】
スアナアリマキ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(よし、いろいろスキル増えたな。DP結構使ったけど、まだまだ残ってるな。でもダンジョンマスターの力ってやつでできることはもうなさそうだ。)
ものの10分もしないうちにダンジョンマスターの力の確認が終わってしまい、創馬は手持ち無沙汰になってしまった。
(あーあ、これからどうしようかなあ。)
せっかく異世界に来たのだから冒険もしたいし、いろんな街、いろんな生き物を見てみたい。
木になってしまったとはいえ、これだけスキルを得たのだから何かできるようになったはずだ。
とはいえまずは現実的なことからと、創馬は直近の課題について考え始めた。