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UFO? 異世界? 何それ? 美味しいの?  作者: 豊臣 鎌足
第二章 男爵領開拓編 ダッシュ開拓領地
19/24

ダッシュ! 開拓物語 国王登場

お待たせしています。


予告では謁見終了迄の予定でしたが、色んな事情で筆が進みませんでした。


予定を変更して謁見直前迄のお話を投稿します。

男爵領予定地での開発構想を練るため視察していた一条達。

そこで第6王女一行が襲われようとしている処を目撃した一条は、戦闘ヘリコプターで近接支援戦闘攻撃を行い、強制排除という名の一方的蹂躙を敢行。王女を保護する。



現代戦では極当たり前な惨状ではあるが、日本人の一条はここまで空襲の効果が酷いとは内心思っていなかった。


報道番組中に空襲後の映像や、はてまたゲームで戦闘機や戦闘ヘリの空襲攻撃映像は目にするが、各種規制に因って戦闘に巻き込まれた人の惨状は目にすることはないから一刻も早く立ち去りたかった。


しかし、この世界では盗賊やら魔物やら日常的に死が近く、遺体を目にすることは子供のころからそれなりにあるのが普通である。



それに今回襲った連中の、身元の特定と襲った背景の調査の手掛かりとしても遺体と遺留品は重要性は高い。


「イチジョウ様!」

駆け寄る王女を抱きしめて素早く機体の影に連れこみ、リミア嬢に絶対に目を離さない様に言い含めて付き添いを頼む。


いつぞやの騒動の際にあったエルフのディーとは別の女性が側にいるのに一瞬驚くものの、相手がリミア嬢だと知ると別の意味で警戒する。



暫く周辺の浄化と遺留品等の収集を終え、騎士団に事情を聴く。


端的にいえば大方の予想通り、騎士団がなにも知らない王女を戴いていることをいいことにずいぶん勝手な事をしたらしい。


大体予想が付いた時点で事情調査を強引に終了させ、王女はこのまま此方で保護、王宮に連れて行くことを通告する。


騎士団についてはこのまま王宮に帰還する様に申し渡す。

当然騎士団の指揮官は自身の失敗の露見を恐れて認めなかったが、

公爵令嬢の姿を見ると仕方無しに指揮下の兵を纏め始めた。



イチジョウは機体に戻り、急ぎ王都の公爵邸に帰還する事を説明し渋る二人を乗せて強引に発進させる。

只でさえ狭い後席に女性が二人ではいくら数十分とはいえ確かに嫌だろう。


一般に広大で大きい公爵邸とはいえ、噴水だので航空機としては狭すぎる玄関先に強引に着陸。

見送りから屋敷に戻ったばかりなのに、もう王国の外れの領地から戻ったことに驚きメインローターの強烈な下降気流で自慢の庭をめちゃめちゃにされたことで公爵は顔を真っ赤にして玄関先に飛び出してきた。


「何事だ!これは!」


「お父様!」

飛び出してきた公爵にリミア嬢が機上より声を張り上げて応える。


降りてきた三人の中に第6王女がいるのに驚き、とりあえず執事とメイド長に王女用に部屋を用意する様に命じる。



「公爵閣下、申し訳ありません。面倒事です」


「見れば判る!一体何があった?」


「それはご令嬢のリミア様がいらしてからということで」


イチジョウと公爵は急ぎ執務室に向かい、王女を部屋に送ったリミア嬢を待ち事情を説明する。


「端的にいえば、王女付の騎士団員の勝手な行動が切っ掛けで面倒事に成った様ですね」


イチジョウは公爵に上空偵察の結果を機体に搭載されていたポラロイドカメラとデジタルカメラの画像を用いて説明する。


「と、言うことは本来いるはずのない一般人が不法居住者として住んでおり、盗賊崩れが加わって王女を襲ったというのか?」


「そうなります。しかも、まだ私は貴族に認証されていないにもかかわらず王女との結婚する事や、男爵領の当主として開発する事等を吹聴して好き勝手してた様です。

たぶん、王女の結婚後の雇用の不安感から私の心情を良くしようとか浅はかな考えを持ったようです」


「それが事実ならば問題どころの騒ぎではない!とりあえず君はどうするのかね?」


イチジョウはとりあえず回収した遺体を騎士団の総本部に提出、身元判別と指名手配の有無の調査を依頼する事と、その際の口添えを公爵閣下に依頼する。


「事、こうなっては男爵領としては開発はムリでしょう。

地元民をほぼ皆殺しにしてしまった挙げ句、たぶん残された者は高齢者が主になるでしょう。

他所から移住を募るにしても余計なトラブルを引き起こすだけの気がしますし、今回のお話は破棄した方が良さそうですね。

とりあえず男爵領に公爵閣下の方から人員を大至急派遣してもらい、幼児や高齢者の保護を御願いします。

耕作放棄地も、放棄されてからさほど経っていないと思われるので今なら今回の騒動で全滅した居住者の跡を継いでの農業も比較的容易にできるでしょう。

その辺は公爵閣下にお任せします」

とイチジョウは告げて、暫くは王女とディーを連れてほとぼりを冷ますために旅に出る事を説明した。


王女を連れて行くのは、たびたび襲われてはイチジョウが助けるパターンで迷惑を被っているのと、これ以上ある意味イチジョウを巡って王女が苦労する事に後ろめたさがあったからである。


公爵が事情と今後の方針をイチジョウから聞き終えた時点で、執事と私設騎士団に大至急男爵領予定地に人員を派遣して状況を調査する様に命じる。

その際の移動には緊急性を考え魔方陣と魔法使いによる緊急時転移陣の使用を許可をした。


「さてイチジョウ、王宮騎士団にいこうか」

公爵とイチジョウは王宮の騎士団本部に事情を説明して回収した遺体の身元判別を要請した。

結果はイチジョウの予想通り、最近は目立つ活動はないものの王国を震撼させた大盗賊の首領と幹部、愛人を含む盗賊と、大多数は民事で借金等のトラブルによる行方不明の捜索願いが出ていた人達だった。


騎士団の身元判別依頼と事情聴取、指名手配の報酬の精算が終わった処で国王からの使者がイチジョウに対して登城召還の指示をする。


公爵とイチジョウは顔を見合せて、とりあえず国王からの呼び出しでは断ることはできないので二人は謁見の間に向かう。

如何でしょうか?



とりあえず次回は謁見終了直前迄のお話を予定しています。


投稿については再来週までにはなんとか……


ご免なさいm(。≧Д≦。)m

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