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UFO? 異世界? 何それ? 美味しいの?  作者: 豊臣 鎌足
第二章 男爵領開拓編 ダッシュ開拓領地
18/24

閲覧禁止 ダッシュ 開拓物語 虐殺編

今回のお話は絶対にお食事前、就寝前等不快感を覚える時間に閲覧しないでください。


タイトル詐欺は今回ありません!全編に渡り、青少年の健全育成に問題がある表現があります。て、いうかそれしかありません。


くれぐれも閲覧しないでください。

「あれは?」

一条が指を指す先には数両の馬車が人びとに囲まれて立ち往生している。


「この辺りであの馬車というと・・・」


「間違いなく例の王女のご一行しかありませんわね」


「だよね・・・。またか」

何処かで使い古された小説のパターンの如くのトラブルに回れ右をしたくなった一条ではあるが、リミアは王女とのいさきさつを詳しく知らないので急いで助ける様に告げる。


「リミア。防御魔法は出来る?」


「イチジョウ様、防御魔法は一通り中級クラスの魔法迄はそれなりに使えますわ。

攻撃魔法は全然ですが」


「じゃあね、防御魔法を全周に張っておいてくれる?

このヘリコプターは攻撃一辺倒で防御は布地以下だから」

目を剥くリミアに構わず、火器管制装置(F.C.S)に火を入れ目標物となる馬車前後左右の人垣から距離を取る。


目標物から2kmの地点からおもむろに機体の固定武装の30mm機関砲のトリガーを押す。




馬車周辺。


馬車の護衛を務めていたのは例によって、王女付の騎士団の団長だった。

イチジョウと王女の出会いの騒動の際にも護衛騎士団として任務についており、部下の騎士団員からは通常の任務では尊敬を集めたものの、護衛任務だけはこの人にはついて行きたくないとレッテルを貼られた可哀想な人である。


「貴様ら何者だ!

この馬車を止めるとは何事だ!」

声を張り上げて周辺を取り囲んでいる人垣を威嚇する。



「だからさっきから言ってたろ?

馬車の中にいる人と話をしたいだけだって。

とっとと中に入れろよ。話が済めば解放するからよ!」


取り囲んでいる人垣の代表と思われるガタイの良い中年の男が、腰に差した剣を見せながら答える。


実のところこの男、見ての通り盗賊である。それも婦女子の人身売買を主な生業にしている。

一年前に指名手配がきつくなってほとぼりを冷ます為にこの地に流れてきた。

ところがこの地の生活に馴染んできたところで今回の開発計画である。



何でも異世界の開発技術を使っての開墾という噂が持ち上がり、男は焦ったのである。

王家の直轄地での開発であるから当然当局の事前調査が入るだろうし、回りの人間は借金等で夜逃げしたりした連中。

そのような連中は王家としても、好ましくはないが当面の労働者として使えそうなので不法土地使用は大目に見て貰えるだろう。


しかし、自分達少数の人間は犯罪者である。

見付かればただでは済まない。しかも相手は王家だ。良くて奴隷処分、フツーにその場で面倒臭いとの理由で殺されかねない。

しかも立場が違えば俺でもそうする。

実際、襲った村々で婦女子以外は面倒臭いと金品のありかを聞き出した後に皆殺しにしたりした。


なので男は身元がバレる前に逃走しようとして、目眩ましと資金稼ぎに王女を襲う計画を立てたのである。


段取りとしては前方の封鎖はリーダーである男と、夜逃げやフツーに訳ありの一般人の集団。

あくまでも直訴として体裁を整えて容易に排除されない様にする為に一番多い集団である。


前方をふさいだ後、うしろから襲うのはリーダーの男が引きいる盗賊集団で此方が本命である。

この集団のリーダーは、盗賊時代の副頭領だ。

この集団がうしろから襲い、王女を確保。前方に向けて襲撃して騎士団を挟み撃ち、前方の封鎖集団を頭領と婦女子以外を皆殺しにして逃走。


馬車も王女以外の馬車も利用して盗賊に襲われた商人の擬装手段として使う予定である。

両サイドは頭領の愛人が指揮をして一般人の人間を薄く配置。包囲陣の完成のプレッシャーを掛ける。



『馬車を包囲している集団に警告する!

直ちに解散されたし!それ以上接近すると実力行使による深刻な事態を招く!繰り返す!直ちに解散されたし!』


突如脳内に響く声に、特に前方を取り囲んでいた集団に動揺が走る。


「構うことはねぇ!取り付いてしまえばどこの誰だか知らねぇがなにも出来やしねぇ!行けェ!」


盗賊の頭領に煽られて、腰の引けた前方集団が走り出す。


と、そこに布を裂くような音がした直後頭領が真横に吹き飛ばされる。


何が起きたのか理解出来ずに自分のお腹の方に目をやると、少し離れた処に見覚えのあるズボンを穿いた下半身が見えた。

パニックを起こす寸前の状態で辺りを見回すと、馬車のうしろの方では爆発音がして、副頭領が手下と共にバラバラになりながら身体が燃えていくのが見えた。


反対側の自分の背後もあちらこちらに千切れた手足や、肉片、最早誰のものかもわからない指等をが散乱して、辺り一面まんべんなく血みどろになっている。


状況を理解して悲鳴を上げる瞬間、聞き覚えのある悲鳴を聞き、その方向に目をやると自分の恋人が半狂乱になりながら駆け寄るのが見えた。


恋人は、彼氏である頭領を抱き抱え悲鳴をあげながらポーションと治癒魔法を使おうと手を伸ばしたその瞬間、『シュン』という音が聞こえたかと思ったその時女の頭が爆ぜる。

女の血などが頭領の顔に降り注ぎ視界が赤く染まる。


頭領は己の身に起こった事、恋人や盗賊仲間の事、この襲撃計画の失敗を自覚する事もなくただ、絶望感だけを感じて視界が暗転した。



戦闘ヘリコプター機内



大方の攻撃範囲を掃射した一条は馬車に接近して排気ノズルを馬車に向けて着陸させる。


右側席のリミア嬢に主翼より先に馬車へは向かわない事と、馬車周辺に目を向けない事をきつく言い付ける。

目的は貴族令嬢には現場は凄惨過ぎるのと、残敵警戒の為である。

少なくとも襲われるとすれば、それは馬車周辺からではなく機首方向から襲うだろうからだ。

馬車周辺では騎士団員が、一条と戦闘ヘリコプターをドラゴンに出会ったみたいに警戒する者や、周辺を探索して残敵警戒をするもの等さまざまな視線が一条を射抜く。



とりあえず広範囲に浄化魔法をかけて大量の血液と、放って置けば瘴気と化しかねない残存思念を浄化する。

その大規模魔法を知覚した騎士団員は更に一条を人外の化け物を見る目で見る。


その作業が終わった頃、馬車から王女が泣きながら一条に抱きつく。

リミア嬢を呼んで王女を戦闘ヘリコプターの後席に座らせ、リミア嬢も狭いのは承知の上で搭乗待機を御願いする。


現場の状況を騎士団の指揮官と見て回り、身元判別が出来そうな遺体を収納魔法の普段使いとは別のホルダーを作成して収納する。

身元と背後を騎士団が探る為である。


終了後、王女の王都に空輸する事と今回の状況を騎士団が簡単に書面に纏めた文書を複数作成して王宮他に一条が提出する事を騎士団が一条に要請。


一条はこれを了承して直ちに戦闘ヘリコプターで引き返した。

見てしまいましたねぇ。

あれほど見ない様に言ったのに。


事前警告はしましたので苦情は一切受け付けられません。


次回、一条は今話の件で貴族位に嫌気が差して王宮と喧嘩をします



介護とお仕事で時間が取れず、暫く更新が何時にも増して遅れます。


申し訳ありません!m(。≧Д≦。)m

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