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UFO? 異世界? 何それ? 美味しいの?  作者: 豊臣 鎌足
第二章 男爵領開拓編 ダッシュ開拓領地
17/24

ダッシュ! 開拓物語 現地調査編

翌朝。

イチジョウとリミア、ディーの三人と公爵、夫人と少数の護衛は王都城外近郊の野原に来ていた。



「空を飛んでいくと話していたが、どうやったらそんなことが出来るのかね?」


「それはこれを使います」

イチジョウは収納魔法に格納していた戦闘ヘリコプターを展開する。


「この飛行ヘリコプターと言われるものは、軍隊で使われるタイプで、短時間であれば空中静止することができます」



「なんと!しかし本当に空中静止なぞできるのかね?

鳥ですら空中静止なぞ僅かな時間しか出来ないのに」


「でしょうね。まぁ具体性のあるお話をすれば、今回の目的地である男爵領中心地まではおよそ二十分で到着できますね。

勿論これは寄り道しまくる予定ですから、直行するとすれば5分間程度でしょう」


「なんと!それは速い!!」


「と言うわけで、ちょっとお嬢様をお借りしまして男爵領予定地を確認して来ます」


「うむ!よろしく頼むぞ!」



公爵とイチジョウはとりあえずの挨拶をして左側席に乗り込む。

右側席はリミア嬢だ。


文字通り、飛び立ち数分後には男爵領予定地が見えてくる。



「しかし、宜しかったのですか?」

リミアが一条に声を掛ける。

一条は思い当たる話題がありすぎてとりあえず黙ってリミア嬢の出方を伺う。


「王家を差し置いて異世界の鐵道技術を私の父上に教えるなどと」


「あぁ、その件ね。

問題ないよ。だって、ほら」


後席に見えるように指を指す一条。


「見える?彼処の森の東側一帯、北から東側の山に囲まれていて南側の海まで長方形みたいな平地と山の一部が予定地みたい。

で、森に沿って流れている大きな川が王家の狩場との境。

つまり王都に行こうとするならば、今の私達みたいに空を飛んでいくか、王家に狩場の通行許可を取らなくてはダメということになるね」


まだ一条の言いたい事がわからないリミア。


「これだけの変形領地で、通行が王家の狩場を跨いだ所にしかない場所にどうやったら鐵道建設資財を運び込めるの?」


あぁ!とリミアは驚いた顔をする。


「うちの男爵領との通商は王家の監視規制がつくだろうし、それに第一、こんな長い距離の計画のレール、早々運べないでしょ?

コストダウンを考えた上で絶対数を早期に確保する様に手配したければ、現地生産した方が速いし安上がり。

で、いくら公爵閣下が鍛治師他、技術者を寄越して技術情報を得ようとしても、うちの男爵領に移住したらあくまでも男爵領の技術者となる。

当然、私達が技術者に開示して教えた技術情報は王家を除いて門外不出になるから、必然的に公爵閣下は技術情報量は多く手にしても実用化に漕ぎ着けるには時間と資金力、技術者が大量に必要になるので無駄骨を踏むことになるね」


唖然とするリミアに更に


「そもそもが、先ず飲料水や、農業用の水の確保が先になるから鐵道は早く開通するに越したことはないけど二の次だね。

先ずはご飯と水と家の確保をしなくては」


このペテン師。とリミアは呟き外を見る。


「しかし、予想していたとはいえ思ったより先住民がいるようだね」



そんな馬鹿な!とリミア嬢が驚いた。

そもそもここは王家直轄の狩場。そこをわざとらしい分割で新興男爵に領地を与えて開拓技術者を育てさせて、人材を独り占めしようと画策していたはずである。


そこに先住民がいたとなればその身元は・・・・・



「王家が手配した技術者の候補でなければ、犯罪者か、反政府運動会の会員歴があるか。どちらにしても私達や、王女がここに来るのは歓迎しない人達だろうね。

気になるのは、極最近放棄したと見られる家や畑がある事だね」


と風防の外を差し、雑草に覆われ始めている畑をいくつか示す


「ん?あれは?」

一条が指を指す先には高級な馬車と、争っていると見られる数人の人影。



ずいぶん近視感のあるシチュエーションであった。

投稿間隔が安定しなくてすみません。m(。≧Д≦。)m


次回のお話は戦闘機による対地戦闘の予定ですが、全編に渡り18禁スレスレというか、アウトの可能性の高いグロシーンの予定です。


お読み頂いている方で、苦手だから内容を変更又は、軽減してほしいというご要望のある方は、ご意見頂ければ内容の一部変更を考えます。m(。≧Д≦。)m

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