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UFO? 異世界? 何それ? 美味しいの?  作者: 豊臣 鎌足
第一章 王都で冒険者を
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アブダクション?何それ?

初めまして。

初投稿です。

つまらないとは思っていますが、何卒石を投げない様伏して御願い申し上げます。


3月18日 誤字修正しました。

月曜日の朝。

あわただしげに人々が出勤に、通学に足早に行き交う中私、一条一樹は気だるげに職場へと運転していた。というか実際にダルい。


一条一樹。

とある型枠工業の二代目社長。というか社長しかいない会社の責任者である。


先代の社長は職人としては腕が良く、実際に技能士としての認定資格取得は一桁代の番号の認定を受けている

何でも受験者が少なくとも数十人で合格者が片手以内という合格率の狭き門の認定証所持者であるからひとかどとは言えないけどもかなりの努力家な職人であったのは間違いない。


しかも会社設立当時、バブル景気の入口の時代だったために本格的に営業しなくても仕事には困らない時代であった。

そのためちょっとくらい経営センスがなくても問題はなかったのである。


時は流れてバブルが終わり、世間は本格的に不況へと転げ落ちる中、まだ仕事は供給過多を維持していたため公務員をしていた息子を呼び出し跡を継がせるために仕事を辞めさせ職人の仕事を覚えさせた。


職人仕事を覚えるとは言うものの、仕事は教えず見て覚えろのいつの時代劇?を地でゆく教育で職人仕事はおろか、会社経営も何もかも教えず実地でほっぽり出しの酷い扱いで会社を引き継ぎした。

この間に何度でも会社を畳もうとは言うものの、その都度社長である父は、職人は今更他の仕事何てできるか!今まで使う側だったのに今更使われる側になるのは嫌だ!の声にしぶしぶ従いやって来たのである。



「あ~あ。嫌だな」

もう口癖になってしまった言葉を呟きため息を吐く。

世間の不況の波をワンテンポ遅れて被り、業績は最底辺。

取引先は先代と同世代で息子に跡を継がせないか、倒産か、自主廃業して転職や隠居生活をしている。


かくいう先代の社長の父もパーキンソン病と痴呆を患い、今では要介護2の指定を受けて息子に介護、通院、薬の管理を依存している。

痴呆と補聴器をつけても耳が聞こえず、指示に従わないので父の妻は基本的にあまり面倒を見ない。


息子の言うことばかり比較的聞くのでフツーの家事の範囲内でしかやらなくなってしまった。


職人の腕なし、経営センスなし、お金なしで会社なぞ出来る訳がなく、そのくせ頼まれると公私に関わらず嫌とは言えないしボランティアとかのお金にならない、というかモロに持ち出し的な事には評価が高かったりする。


もともと家系的に何故か公務員、しかも警察や消防のような司法系公務員が多かったりする家なので、経営とか職人の才能が無いのも仕方ないのかな?と現実逃避している。


そんな一条の数少ない楽しみのひとつに最近ネットで見つけた「小説を読んじゃった」というサイトに載せられた小説を読むことと、ネット通販の利用だ。


とりわけネット小説はいろいろなジャンルの小説が手軽に読めるとあって暇さえあれば覗いている有り様である。

なので直ぐスマートホンの契約容量を使いきってしまう。


「嫌だな~」

また呟きふとフロントガラスの上を見る。

バックミラーになにやら甲高い音を撒き散らしつつ、みどりかかった銀色の小学生にUFOを描いてといえば十中八九描くであろう物体が映っていて、事もあろうにこちらに向かってくるではないか!


実をいうと一条は比較的間近、五十メートル程度の距離でUFOを見たことがある。

もっとも見たのは目の前に浮かんでいるトコだけ、しかも五歳頃で直ぐに母親にその場から引き剥がされたのであまりよくどうなったかわからないのであるが。

その場には幼なじみ三人とその父親がいてカメラを「写らないけどね~」と言いつつ向けていたのは鮮明に覚えている。


えっ!と思いつつあわててフロントガラスの覗くように乗り出して見ようとした瞬間、一条の視界が真っ白になった。






県道72号路上



誰もが上空に高速で飛んでゆく物体に気がつき見上げると一条の車の真後ろで走行していた車が急ブレーキをかける。


けたたましい衝突音に周囲の人が目線を下げると赤いワンボックスがトレーラーの後部に追突していた。


警察の事情聴取にワンボックスの運転手は、上に一瞬気をとられたのは事実ですが、それよりも上が通過した瞬間に前を走っていた車が忽然と消えたのでびっくりしているうちにブレーキタイミングを逸したと話した。


最初は誰もがバカな話しと取り合わず、精神錯乱とかの調べをとかの手配を始めたところ、ある警察官がワンボックスにドライブレコーダーがあるのを見つけ再生したところ確かに白いワンボックスの軽自動車が前を走っており、上を飛行物体が通過した瞬間に消えていたのが記憶されていて一気に大騒ぎになった。


直ぐに画像処理で前を走っていたのは一条の車だったことと忽然と消えたきり行方不明である事、当然捜索する迄もなく現場には居ない事がはっきりしているためマスコミを始めいろんな媒体が面白おかしく連日取り上げていた。

何せはっきりと消えたので、消えた理由が飛行物体以外のものが考え辛く現代の神隠しそのものが実際に起きたとしか言えない状況下である。


当然捜索は直ぐに暗礁になり、マスコミは状況が動かないので視聴率稼ぎに一条一樹個人的な情報迄勝手に暴いて流し始めたが、視聴者の反感を買い直ぐに話題性を失った。


そして一条は。

如何でしょうか?

次回の投稿は未定です。ご免なさい。m(。≧Д≦。)m

ノープランの見切り発車の投稿ですので、他の作品と重複しない様にするのに一杯一杯です!

とりあえず面白かったと思っていただければ早いうちに続きを書きたいと思います。

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