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初恋  作者: 夏菜
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入学式で新入生代表の言葉?!


本当にこうゆう人は無理。絶対好きになれない。「あんた!何様?!」『俺様?』〜っ。むかつく。この男。―――まだまだ恋なんて知らない中学生の物語。


4月頭の暖かいこの時期。ある家族は、最高潮に盛り上がっていた。明日は中学生の入学式。何故そんなに盛り上がっていたかって?この河野家はお兄ちゃん、お父さんは中卒。お母さんは大学まで行って頭はいい。お兄ちゃんはお父さんに似てすごくバカ。だけどこの物語の主人公つまりこの両親の娘は母親に似てかずば抜けて頭がいい。本当は私立へ行かせたかったらしいけど、友達と離れたくないという理由で近くの中学へ通うことになった。名前は“河野和佳菜”頭はいいが、やっぱり真面目は地味。そんな和佳菜の中学校生活。


胸まで伸びた黒く綺麗な髪。ぱっちり二重の目、長−いまつげ。普通にしていればかわいい。けれど地味だからみんなそのかわいさに気づいていない。だから和佳菜はあまりモテないのだ。


「えぇ−っ?!新入生代表の言葉私が言うんですか−っ?!」私は思わずそう叫んだ。その声に周りの先生がじろりとこちらを向いた。あっ、職員室だったんだ。急に恥ずかしくなった私。『そうなんだよ。毎年学力テストと生活態度の良かった者に言ってもらうことになってるんだ。』そんな私に構わず笑顔の先生。すっごく笑顔。「あの、私人前にでること苦手なので、他の人に変わってもらいたいのですが。」とゆうか私生活態度も勉強も普通だと思うけど。それ以前にこの学校じゃ無理!この学校、この辺りじゃ悪くて有名な問題の絶えない学校。もちろん、普通の人もいるけど一部の人のせいで“この学校”がバカだと思われている。あの不良さん達の前じゃ無理!『大丈夫。河野ならできる。』先生はニカっと笑った。何が大丈夫なんですか?とは聞けず結局新入生代表の言葉を言うことに。なんで私なの...。でもみんなちゃんと聞いてないよね。大丈夫。『おい。河野。入学式始まるぞ。』先生に声を掛けられはっと意識を取り戻す。もうそんな時間っ?!あれからずっと考えてたの?!私!あ−もう。「はい。」とだけ一応返す。やばいな−。もう入場じゃん。『新入生、入場。』教頭らしき人が言った。あ、はげてる。まあ、教頭や校長は大体みんなそうだよね。あ−。やっぱバカっぽい人ばっか。入学式に金髪っていいんですか?てゆうか私このクラスに友達いないじゃんよ。友達みんな違うクラスにいる。私の前を歩いてるのは、野崎菜々。茶髪で小学生の時から目立っていた。は−...。友達できるかな?なんて考えていると『新入生代表の言葉。』「はいっ。」びっくりした−。まわってくるの早いな。う..。やっぱり不良さん達の目が。ステージ上の私をみんな見ている。は−...。「私達150名1年生は―――.....以上。新入生代表、河野和佳菜。」やっばい。緊張した。でもみんな真剣に聞いてなかったよね?そんなこんなで入学式が終わった。

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