ヴァンパイアグールと少しの後悔
よろしくお願いします
すみません、忙しくなってきたので今まで通りの更新頻度が難しいです。出来るだけ早く更新するのでこれからもよろしくお願いします。
二つの技の衝突――
「─────────────がっっっ」
負けたのはエルカだった。
ゴルドのスキルをもろにくらっている。さっきまであったHPはもう0になるだろう。
ゴルドの方を見ると初めと同じ体制でこっちを見下ろしていた。エルカの負けを確信しているんだろうか。
でもな――
(まだまだ安心するのは早い!)
俺にもとっておきがあるんだぜ。
──────スキル【終わりの命炎】
辺りに炎が吹き荒れた。
炎は広がりと共にゴルドに襲いかかり、その身を燃やしていく。かつて魔王と呼ばれた吸血鬼の攻撃を受け続け、蓄積したダメージは膨大、もし他のプレイヤーだったならすぐにHPは無くなっていただろう。
でもエルカは耐えきった。このスキルはくらったダメージをそのまま相手に返す事が出来る。蓄積されたのはあの吸血鬼のスキル――それも普通ならHPがなくなっているはずのダメージ量、これを耐えるのは不可能だ。
それは高い魔法耐性を持つ吸血鬼も例外ではないだろう。
ゴルドの方を見ると目を見開いて――炎に飲み込まれた。
「――残念だったな。勝つのは俺だ」
◆□◆□◆□◆
<レベルが上がりました>
<スキル【魔法の心得2】が【魔法の心得3】に進化しました>
おっ、レベルが上がった
<【魔法の心得3】に進化したことにより、新たな属性の魔法を獲得することが出来ます>
新たな属性
……へ~、説明を見ると、【魔法の心得】のレベルが上がるに連れて持てる魔法の属性が増えるらしい。
何が良いかな?
吸血鬼としてなら闇がかっこいいけど……あえて弱点属性の光を習得するか!
光をポチッとな
【光魔法】のボタンを押した。
<スキル【光魔法1】を獲得しました>
よし、獲得できた。
「早速使ってみよう【ライト】」
これは周りを照らす魔法……【夜目】を持ってる俺には意味が無いな。
次は回復魔法で俺のHPを回復してみよう。
「【キュア】……あれ?」
HPが回復しない。それどころか地味にHPが減ってる?
「何で?」
調べてみよう。……ええと、【光魔法】はアンデッドに対しては攻撃になる……回復魔法も例外ではない。またアンデッドに属するものが【光魔法】を使うと自傷ダメージがある。
「……マジですか」
これ【光魔法】使えるようになった意味あるの?
使う度にダメージを食らうようなら割に合わない。まあ……幸い俺は【超速再生】を獲得しているので低級の光魔法では自傷ダメージでもあまり問題はない。
「また、変なスキル取っちゃったなぁ……」
──ほんの少し後悔したエルカだった。
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