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神様僕にホームラン打たせて  作者: ロッポン
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4

「俺は野球というものをよくわかってなかった。気づいたんだ。バッターには強力な味方いるってことを」

「なんだそれは?」

「風だ」

「あーなるほど・・・ってあれってそこまで強力か?」

「これから試すんだよ」

そう言って指をパチンとならした次の瞬間俺は野球場にいた。ゴオオオオオオと強風が吹いている。

「風速10メートルだ。これで打球をアシストする」

びっくりしたが僕は聞きたいことがあった。

「もしかして天気いじった?」

「少し・・・な。これであとはお前が打つだけだ。」

「まかせろ」

打撃練習が始まった。バッティングピッチャーはキングがやってくれるそうだ。

玉を真でとらえカキーンと飛ばす。ボールはレフトのフェンス10メートル手前で落ちた。

「おお!!すごい!!キングもう少し風を強くしてくれ」

「おう」

ビョオオオオオオオオと更に強い風がふく。

「これで次はいけ・・・どうした?」キングが訪ねる。

「風が強すぎで立ってられないよー」

風速30メートルは越えていた。

「すまん。今戻す。」キングが風を弱めようとする。しかし、「・・・おかしい・・・戻らない」

「早くしてくれぇ!」僕は必死だった。

「もう少しだから待って。」

なんとか戻そうとするも結局「無理、帰るぞ。」

打撃練習は中途半端に終わった。







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