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しゃしょり座なのじゃ!  作者: 桜林路 はぴ
花津色の章
2/66

世界を変えるには朝食から<爆獣デデロギロン出現>

(喧嘩は素晴らしい!俺たちに未来を切り開かせる!)

「おら、食え!」

朝餉あさげなのじゃ!」

(毎朝、そーんな感じだったがよ)

 あまねは食卓を挟んで、白米、味噌汁、上干シラスおろしを前にして箸を取る、きよを眺める。

(今日こそは、こいつをどうにかしてやる。ここは俺の家だぞ!屋根には、夜のうちにブルーシートは掛けておいたが)

「これは何かのう?」

「ちりめんじゃこ。小魚を釜茹でにしてから、天日てんぴで干して半生はんなまっぽい口当たりしてるんだよ。それと大根」

「きよは鯛を食べたいのじゃ!赤なでしこ色の活きの良い鯛じゃのう。桜の花びらみたいな」

「今度食え!とにかく、あるのはそれだけだからな。高校生の独身料理だ」

「では食べるとするかのう」

(そうだ。食え!食いやがれ!そして味わいやがれ!俺の料理は舌で味わうばかりか、脳でも味わうもんだぜ!昨晩起こした発作も、特製の煮卵を口に突っ込んだら、内容はどうでもいいが、神妙に大人しくなって清明な語り口に変わったからな。とにかく極上の美食を与えておけばいいだろ。ってか、とっとと追い出すぞ、こいつ)

 きよはシラス卸を口に含むと小鉢を覗き込み、唇を尖らせつつ頬頂を上げ、柔らかな幼指をわななかせる。

(どうよ?)

 周は、嚥下しながらシラス卸と交互に視線を比配して来るきよを、片目をすがめ見て笑う。きよは軽く吸った鼻息を口中へ流導して、口を閉ざしたまま呼気で香りを利く。

 きよが、小さな桃蛋白石の様に爪も輝く伸ばし揃えた幼指の先を口許にかざす。

(かかったな!旨過ぎて言葉も詰まっているな。大根は聖護院、釜揚げシラスは瀬戸内。程良い海塩が、むしろ甘塩あまじょっぱく働き、半生シラスの身の旨みと相俟あいまって、自分が思いらす泳ぐ姿に意識を奪われる。鮮烈な大根の辛気しんきは、僅かながらのシラスの血の鉄分を渾然一体に薄めて、全ての香りを鼻腔へと立ちのぼらせ、根菜が持つ糖度の味わいとともに、汁気がさっぱりと喉へ流れ込む。食べおおせても風味の何もかもが口中深くに沁み込んでいて、何時までも馥郁ふくいくと余韻を残す。それを何時までも感じていたい。弱肉強食!鋭敏さを増した器官で「今」だけをお前は感じている!その多幸感が食の官能だ。お前は「命」を喰らっている!言葉など出るものか。相当な覚悟が必要だぜ!)

 きよは頬を緩めて眉根を開き、意を決する面持ちで正視した、周への視線の中途にシラス卸の小鉢を持ち上げる。

(一瞬、神妙な顔をしたぞ?)

「うまいのじゃあー!」

(古代人も、こんな素材の旨さを楽しんでいたんだろうな。この喧嘩、俺の勝ちだ)

「だろ?醤油を少し垂らして、白御飯に乗せて食えよ。また一段と旨いぞ」

「のうのう周」

「あーん?」

「きよをじゃの、周の喧嘩するところに連れて行くのじゃ」

「何すんだよ」

「きよが身を慎んでおくのでの、そうすれば周は喧嘩必勝なのじゃ」

「俺はどんな喧嘩でも勝つっての。お祈りなんかは手を合わせて食いもんにでもしとけ」

「周は普段どんな喧嘩をしておるのじゃ」

「俺にはよ、力の他にも、ちょっと変わった技があるんでな。裏番やってて揉め事を解決するのに、直に喧嘩もするが、それで何かと助っ人してやってんだよ」

「ほうほう」

「カード大会でイカサマしてるやつに幻を見せて、カードの中から出て来た魔物に殺される!とか、タイマンから逃げる奴を幻で囲んで決闘させるのに立ち会ったりな」

「ほっほー」

「ま、いろいろあるぜ。常に新しい事に挑戦してる、この執印様に敵うやつなどいるかっての」

 周が、目に差す金色の光に片瞼を下ろす。

(あのビルの時計盤と窓、小さいのに毎年同じ時期に、こっちに朝日を反射するんだよな。五キロは離れているが)

「!?」

 赤い波濤はとうの様な爆炎が、中心市街の高層建屋で勃発して、窓硝子を中空へ消散させる光景が、遠望された。

──────(デデロギローーーン!)

「何っ!?」

 周は食事を汁椀の中にまとめて一口で食べ終えると、赤鸞を格納している車庫へ駆け込みながら、きよに告げる。

「お前は食事を済ませとけ!終わったら出て行けよ!」

 周が赤鸞を始動させて、市街地へ機首を向けつつ後尾を振りながら路上へ出ると、背中に何かが降着した感覚がある。

「出てきたのじゃ!」

「こら!えい、もういい!掴まってろ!しっかりな!」

 周が全速力で赤鸞を走らせ始めると、きよが大声でうわ言を叫び始める。

「はああああ!たかまがはらの霧なす者共、燚孩いつがい、かてくわえて空にさか星焱せいえんこそは、この地にましぐらにも来たりて、揺るるもすさましき」

「何だ?どうした!?」

(よし!こいつにこれを食わせる!)

 周が、自邸の庭先に成って塀を越えていた水茄子を摘み取って、きよの口に丸ごと嵌め込む。

 きよが柔らかな歯応えで、瑞々しくほのかに甘い水茄子を咀嚼し終えると、威勢良く周にけしかける。

「討ち滅ぼすのじゃ周!」

「止まってから話せ!」


 早朝、人気の少ない市街地中心部に到着した周達の眼前で、高層ビルが崩れ落ちている。白い光の塊が暴れ回りながら光梁を撃ち出して、建造物を破壊しつつ前進している。

──────!(デデロギローーーン!)

「絶叫してやがる!」

(のっぺらぼうって事は、電磁励音か!?)

「はああああ!げに凄まじくもあるまじき事よ!星焱が燚孩を導いておるのじゃ!」

「何でもいい!あれをどうやって止めるんだ!?」

「星焱と燚孩を引き剥がすのじゃ。その為に歩みを鈍らせるのじゃ!」

「おお!で、どうやる!?」

「ぶん殴るのじゃ!」

「そいつを待ってたぜ!」

 周が、きよを乗せたままの機体を滑空させながら、光塊の脇で赤鸞を降りる。

 光塊から小光塊が幾つか弾け飛んで、周へと転がって来る。

「てめこら!」

 周が蹴りつけた小光塊が、空中から光の針を吸い出す様に強い輝きを集合させる。

「やらせるか!」

 周が蹴り飛ばした小光塊が、空中で細い光梁を打ち出して、建築物を破壊する。

「大物!次はお前だ!」

「周!」

「あんだよ!?」

 光塊の姿が、陽炎と濃霧に分かれる様に前後に錯景する。

 指貫手袋の拳で光塊を殴った周が、灼熱感を覚えて足捌あしさばきで半身を開かせながら半歩退く。

「熱いから気をつけるのじゃ!」

「先に言え!」

(触った途端に吸い込まれる様な感触。しかし手応えはあったぜ!)

 周が中段回し蹴りを連発して、光塊を打ち据える。

(俺が敵に回している、こいつは生物なのか?知能は有るのか?)

──────(デデロギローーンッ!)

 光塊が仰け反りながら光梁で市街地を斬り上げる。

「ぬわっ」

 赤鸞の側面が激突して周を跳ね飛ばすと、巨大な瓦礫が足跡に降り掛かった。きよが赤鸞を操縦している。

「気が利くな!いっぱしに乗り回しやがって」

「星を読んでおったのじゃ!周!あそこに向けてあれをぶん殴るのじゃ!」

 きよが空中都市・新生淡路の透明天蓋の一点を指差している。

「それで効くのか?」

「とにかくやるのじゃ!」

「おお!一気に決めるぜ!」

 周は小光塊の光梁を避けながら駆け寄り、大光塊の側面を擦過しながら踏み込んで、右拳撃を打ち込む。光芒が僅かに前方へ遊離した光塊がかすかにゆるぎ、光梁を発射した。弾け飛んだビルの瓦礫が路面を打ち鳴らす。

「周!遠くを狙って、近くを打つのじゃ!喧嘩のコツはそうじゃと自分でいっておるじゃろう!」

「言うぜ!」

───なれなれなれは世にして

「周!」

「なんだあ!?」

朝餉あさげ、うまかったのじゃ!」

「おう?」

 きよが感性を広げた神妙な顔付きで走り去る。

(けっ。まどろっこしいぜ。身を捨てて今こそ浮かぶ瀬もあれだ!)

───宗眷そうけんの時のしろなるぞ

 周の脳裏に精神の元素が満たされる。

───れさせましながらにさせ

(俺には見えるぜ距離感、さっきの空の一点、相対的な位置関係。あとは当身あてみの瞬間の集中。100m走のスタートみたいな感じだぜ)

───ゆくりゆくりゆくりつぎておもふらふなれの名は

 周は光塊に歩み寄る。光塊が進み出る。

 周が顎を引いて拳を撃ち上げながら、強い光を帯びつつある光塊に肉迫する。

───分明わけあからせるあさのひ

 きよを導く様に、空中に人形ひとがたの幻が広がる。

───のりにぞたかなる時者ときなんじの名は令和れいわなり!

「れいわ〜。あの星焱はどこから差し込んでおるのかのう〜?」

(乾坤一擲!)

(わかったのじゃ!)

「ここを狙うのじゃ!周ー!」

 きよが赤鸞で上空に差し掛かり、周が歯を食い縛る。

(てめえ!は、俺がぶっ飛ばす!)

──────(デデデギギローン!!)

 周の拳がズガアアアち抜いた光塊が茫漠とした靄となり、天蓋に亀裂が広がっている。光塊が打ち出した最後の光梁は、跳起して目抜き通りの先に見える丘の一部を焼いていた。

(何だったんだ、こいつは?俺は何を相手にして何を見ている?)

「乗るのじゃ周!」

 周は、きよが身辺に滑り込ませた赤鸞に飛び乗って、操縦を交代する。

「飛ぶのじゃ!」

「掴まってろよ!」

 きよを首にしがみつかせて急上昇する、周の眼下の靄は暫く地上を漂っていたが、卒時に四散消滅した。

「飛ぶ意味、有ったのか?」

「かっこいいのじゃ」

「ああそうかい!」


「あの山はなんじゃ?」

星伝ほづた山」

「登りたいのじゃ!駆けて行くのじゃ!」

「今から学校だ!家に戻ったらお前は留守番してろ!」

 周は即座に言葉を継ぐ。

美星びせいアイスが冷蔵庫にあるから、食っといていいぞ」

「旨そうなのじゃー!」

(くくく。岡山は美星町の美星アイスは、冷たさの爆縮!牛乳の風味の爆発!を同時に楽しむ、まさに別次元のアイスよ。さっきの戦いで身体が火照ったお前は、このアイスでイチコロだぜ!感じ入って大人しく留守番しとけ!ははははは!)


 学校。

「シュウなー」

「私設サークルに美人の女の子が入って来て、仲間割れして崩壊寸前なんだって」

 周が空室サークルを破壊して解散させる。

「高校はクラブだっつってんだろ!仲良くやれよ」

「一撃」

「サークルクラッシャー過ぎるわー」

「どういう風に解決したかったんだ。ナマスにして食うぞ、とか言っときゃ良かったか」

「シュウに呆気に取らせてから、うちが皆んなを高次元サークルに目覚めさせたります、言うてお礼貰おう思てたんや」

「乗っ取りだろ!」

「シュウちゃんさっき全員に、もや姫観させてたから上手く行くよ」

「そう言えば、今朝の中心街の爆発、監視カメラの動画上がってて」

「見た見た!」

「見せてみろ」

(???俺が最初に出くわした場面だが、一瞬で光の塊が消えた?俺は?なんか一瞬、人みたいなのが映ったぞ?間はどうなってるんだ?)

「編集してるのか?もっと長いと思ってたぜ」

「それで全部らしいよ」

「???????」


「夕飯だぞ。今日は頑張ったな」

夕餉ゆうげなのじゃー!」

「おら、鯛だ」

「???塩のかたまりなのじゃー!なんなのじゃこれはー!」

 きよの前に、鯛の形の塩の塊りが乗った大皿が供じられる。

「慌てやがって。これで叩いてみろ」

 周は、木槌きづちをきよに手渡すが、きよは手首を曲げて持ち上げかねている。

「重いのじゃあ」

「お前さっき単車を乗り回してたろ!」

「そんな事を言っても重いのじゃ」

「じゃあ、こうしろ」

 周はきよの手首もろとも木槌を握って、塩のかたまりに打ち付ける。

「おおおっ?」

 きよの眼前に、赤なでしこ色の魚の姿が顕れ、身と香草が匂い立つ。

「鯛の塩釜焼きだ。ローズマリーとダイムをたっぷり仕込んである。独身料理だからな。焼いただけだぞ」

「共同作業で現れたのじゃ」

「早く食え」

「これは初めて食べるのじゃ!藻塩のようなものかのう」

 きよが箸で身を摘んで、口に含む。

「むむむっ!」

(くくく。鯛は明石、ハーブは神戸よ。大きく取って、皮ごと食べたな?そう、それでいい。魚は皮だ!身の旨味が、皮が持つ刺激的な香りと裏のぬるみとが、手と手を取り合う様に、まさしくハーブと塩に絶妙に調和する!釜は塩のかたまりとは言え、利き過ぎて辛くなる事は卵白で成形されて避けられている。純粋に身と香草の味香りを楽しめ!身とハーブは、互いを押し合うどころか、味の方向性の余核を膨らませて演出し合うぜ!薄っすら滲みた塩は、ハーブとともに蒸し焼きにされて、あたかも香草ハーブ塩。身の旨味を引き立て、皮の裏の僅かなぬるみをも新たな調味料へと変造させるぜ!楽しげに全身全霊で味わう、この一品、大きく成長しても味は確然とし、かつまた繊細にしてしとやか、かすかな脂味も優しげにしてまろやかな鯛は尾頭付き。明日の朝食用に、頭からは出汁ブイヨンを摂ってスープにし、アラからこそぎ取った身は、少量のオリーブオイルで和えてから、切ったバケットに乗せてクロスティ-ニにするか。生ハムの残りもあるし、柚子の皮をそれぞれに合わせて。明日は休みだし、朝食もフィンガー・フードでいいだろ。サラダには、粉木こぎ機に掛けたハーブ塩だな。卵黄余ってるからスクランブルエッグにして片付けよう。大胆単純明快にして精妙、そして明日へつながる旨さだぜ)

「んむー!」

 きよが目を細めて唇を閉ざしたまま下顎を昇降させながら、ふいごの様に鼻から口中へ空気を取り込んでいる。

「ちょっと熱かったか?出来たてだからな」

 きよはまぶたの力を緩め、閉じつぼませたままの口元に幼指をかざす。

「ふまひのはあー」

「あたりまえだろ。全部食っていいんだぞ」

 周は菜箸で塩釜と香草を取り除けながら、眩しく光る鯛の身を、きよの取り皿に剥ぎ置いてゆく。

「れんるられるのらー!」

「おお、そうか」

「周」

「ああ?」

「今日は大物を仕留めて、これで周も一人前じゃのう」

「前からだ」

「そうじゃそうじゃ、きよが知っているものがの。ペペロンチーノは独り者が作る、簡単過ぎる絶望のパスタと呼ばれていると言うのじゃ」

「そんなの、日本では厳選素材の芯まで味わう絶品料理に変わるってもんよ。お前も朝からから妙味を楽しんでたろ」

「わのくにじゃのう」

「俺が絶望も希望へ変えてやるさ」

(こいつの弟達ってのも、こんなに食うのか?にしてもこいつ、品はある。強く賢く品が良い、それが世界に冠たる当たり前の日本人だ。こいつはチンピラパンジーの老若男女とは違う。戦前世代が毎日生きるのに必死でしたって、出自の賎しさをごまかしながら年を嵩に来て言い訳を押し通してたという食べ方とは違う。かなり、まともな家庭で育ってるな。俺も将来は一家の主。こいつと同等以上の作法は身に付いてる)

 周は、きよの姿を睨み笑いしながら、先程の戦闘について思いを巡らせる。

(そこは気に入った。そして食事は楽しく摂らせるとしてだな。俺は何と戦った?化け物相手に勝った???こいつ何をした?何かやったぞ?整理するぜ。化け物を殴った瞬間に、硝子の天井にヒビが入ったのは?衝撃を食らわされてレーザーみたいな何を飛ばしたのか?しかしレーザーを浴びた、ビルの硝子はそのままだったぞ?硝子が割れたのは窓枠が歪んだか、爆風や落下で衝撃を受けからかのどちらかだ)

「お前、どこから来た?」

「黄金時代からなのじゃっ!」

「???」

「何しに来た??」

「周と新しい時間を作りに来たのじゃ!」

<新生淡路>

執印 周 (しゅういん あまね):本編の主人公。高校一年生。あだ名はシュウ。いろいろと強い。単車の名前は赤鸞せきらん

きよ:謎の女の子。メカフェチ少女ライダー


<用語>

新生淡路にゅうあわじ:周達が住んでいる空中都市

昴球こうきゅう:単車の推進機構。光ピンセットを応用して、元は宇宙活動の為に開発された

単車:この時代ではバイクに似た昴球式の乗り物を指す。主として緩重力道路で使用される。

二輪:この時代ではタイヤを履いているバイクを指す

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