表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
深紅の氷雨  作者: えねこ
楽園のふりした残酷な世界
5/11

雪のように白い天使

なに不自由のない生活...それはまるで楽園のようだった。

「天使に成る候補だった女が居なくなった。」

 教祖はそう言いはなった。その言葉に信者達ははっとする。そして、そのことを確かめるために天使に加えて、その女性も探す。が、どこにも見つからなかった。教祖の読みが正しかったのだ。

 この騒動は行方不明から誘拐事件に発展した。それにより、村全体が協力して探すことになった。あるものは洞窟を捜し、あるものは山に入った。そして、魔女が居る森に足を踏み入れた。

 湖までたどり着いた彼らは、水の上に何かが浮いているのを発見した。たちまち顔面蒼白になり、湖に慌てて入る。それは、少女の靴だった。

 翌日、村総出で湖を調べる。浅い湖なのでそれほど時間がかからなかった。だが、不幸か幸いか少女は発見されなかった。

 それから、また捜索が開始され丁度1週間後に無事に保護された。そのとき、魔女は隠し持っていたナイフで無差別に斬りかかったそうだ。だが、教祖様がナイフを奪い、捕らえることが出来た。その時に何人かの信者が怪我をしたが命に別状がなかったそうだ。

 もし、教祖様が魔女を止めれなかったらと思うとゾッとする。

 

 そのトラウマのせいで悪夢を見るようになったのだけど。


 

お読み頂いてありがとうございます。本作品はどうでしたでしょうか。


 果たして、居なくなったのは誰なのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ