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32. 曽根崎さんから鳥丸先生に抹茶チョコレートをお願いします！（怪異の掃除人）

曽根崎「こんにちは、先生」

烏丸「おー、曽根崎」

曽根崎「こちら田中さんに頼まれていた件です。一度烏丸先生にご確認いただきたく」

烏丸「あいよ」

曽根崎「あと、これも」

烏丸「これは？」

曽根崎「抹茶チョコレートです」

烏丸「ああ、ありがと。……何。何か頼み事？」

曽根崎「お分かりですか」

烏丸「分かるとも。んでもって、田中の御大には秘密にしとけってやつね」

曽根崎「その辺りの明言は避けますが」

烏丸「いーよいーよ。そんじゃちょっと人のいない所で話そっか」

曽根崎「……先生は実に話が早くて助かります」

烏丸「はは、助手にでも雇う？」

曽根崎「いえ、それは流石に恐れ多いです」

烏丸「思ってもねーこと言うなよ。面倒なだけだろ」

曽根崎「それもありますが」

烏丸「実際僕は、あの手下君のようにこまごまと動かねぇからね。ここで切ったり縫ったりしてる方が性に合ってる」

曽根崎「……」

烏丸「そんでも、曽根崎の頼みなら他の奴よりは聞くよ。賄賂もくれるなら尚更」

曽根崎「ありがとうございます」

烏丸「感謝の言葉は多少本音な気がするね。どっちでもいいけど」

※曽根崎と烏丸はあまり雑談をしないので、会話が長くなりにくかったりします。