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22. 藤田さんから景清君へチョコ送ってください!景清君がんばれ!(怪異の掃除人)

11の続きだと思います

藤田「景清ー」

景清「はい?」

藤田「これ、お礼」

景清「お礼?」

藤田「うん。今日チョコ作り手伝ってくれたからさ。阿蘇にあげる分の一部だけど、受け取ってほしいな」

景清「いえ、結構です!!!!」

藤田「なんで?」

景清「その……えっと」

景清(藤田さんがめちゃくちゃ気合い入れて混ぜて、冷蔵庫で固めるその間。一体何が起こったのか分からないけど、鉱物ばりに固くなってたんだよな……)

景清(僕何したんだろう……。つーか何を見逃したんだろう。それか冷蔵庫? 冷蔵庫が悪いの? もしくは藤田さんの手から何か出てんの? もうこれわかんねぇな怪異?)

景清(とにかく、受け取ったら、死ぬ)

藤田「受け取れよー。大丈夫だって、食べられるものしか入れてないんだから」

景清「いえ! 阿蘇さんにプレゼントする分が僕のせいで一欠片でも減るのは申し訳ないです!!」

藤田「気にしなくていいのに」

景清「気にしますよ! だ、だって……」

藤田「だって?」

景清「僕は、藤田さんが頑張るのを間近で見てきました。だから、余す所なく阿蘇さんにプレゼントすべきだと思うんです」

藤田「景清……」

藤田「はい」

景清「すげぇ棒読みだったんだけど」

景清「チクショウ僕の演技力の低さ!」

藤田「あ、そうだ。おじさんがあーんしてあげるね? はい、あーん」

景清「ヤベッ、用事思い出した! すいません、藤田さん! また来年!」

藤田「次回会える日が遠いね!? 待て待てー!」←楽しい

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